時短あずきの新たな挑戦!48時間以上吸水させたらどうなるの?

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経年変化と挑戦と

ガッテン!流の時短あずき作り。

これまで過去3回にわたり、四苦八苦してきた時短あずき作りへの飽くなき挑戦の模様を、ブログにて投稿してきました。

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にこやかな中年男性 画像3回目の挑戦で一応の成功を収め、めでたしめでたし。

と自分の中では完結したかに思えたのですが…

 

妹は一時期、私が作った時短あずきを一緒に食べていました。

その時、妹から

気になる女性 画像この煮あずき、硬いね…

と言われた一言が、なんとなく気にかかっていました。

 

ガッテン!流 時短あずきは、小豆を水に浸し、冷蔵庫にて16時間以上吸水させて作ります。

私にとっては、硬いという気持ちがないわけではありませんでした。

にこやかな中年男性 画像歯応えがあって、イイね!

くらいにしか感じていなかったのです。

 

でも、妹から煮あずきが硬いと言われ、確かに市販の煮あずきのようにホクホクしているかというと、「うーん…」と言葉が詰まってしまいます。

硬い煮あずきに慣れた私にとっては

気づく中年男性 画像硬い煮あずきの方が、便秘解消に効くんじゃね!?

という間違った認識まであったとか、なかったとか…(笑)

 

まぁ、人によっては食感を気にする方もいるわけで。

私も「煮あずき、硬いなぁ…」と、実際には感じていましたから。

 

考える中年男性 画像老若男女に好まれる時短あずき作りには

何を工夫すればいいんだろう?

そう考えた私。

 

では、何を工夫すればいいのか?

IHクッキングヒーターの火力調整は、思ったよりも大変。

微妙な火力調整を何度もするのは、結構骨が折れる作業。

時短あずきって、手軽で簡単なのがウリですからね。

 

考える中年男性 画像一番手っ取り早いのは…

やっぱり、小豆の吸水量を増やすことじゃないかな?

煮あずきが硬いなら、柔らかくすればいい。

小豆が硬いのは、水分量が少ないからでは…?

それなら、吸水量を多くしさえすれば、小豆は柔らかくなるのではないか。

 

そう考えた私が、小豆の吸水量を増やすために挑戦したのがこちら。

 

 

12月21日の午前7時45分から小豆を水に浸し、12月23日の午前9時より時短あずき作りを開始。

空白の48時間以上何をしていたのかというと、冷蔵庫にて吸水させていました。

そう、私が挑戦したかったのは

48時間以上、小豆を吸水させて時短あずきを作ると、どうなるのか?

という検証実験でした。

 

気づく中年男性 画像16時間以上吸水させた小豆でも煮あずきが硬いなら

2日以上、すなわち48時間以上小豆を吸水させてみれば

違いがハッキリとわかるハズ!

そう考えた私の、検証実験の模様についてご紹介します。

 

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48時間以上、冷蔵庫にて吸水させた小豆の状態

48時間吸水させた小豆の状態 写真

 

使った小豆は私のブログではお馴染みである、アサヒ食品工業さんの『北海道産 小豆』です。

 

先日2袋購入しましたが、今回最後の1袋を開けて時短あずき作りをしました。

そろそろ、小豆取り寄せなきゃなぁ~♪

 

アサヒ食品工業『北海道産 小豆」の商品レビューを過去記事でしております。

気になる方は、こちらをあわせてご覧ください。

感激の小豆! アサヒ食品工業「北海道産 小豆」を取り寄せました
これまで、ガッテン!流 時短あずきを作るのに使ってきた「小豆」。 楽天市場でコスパの良いものを探し、購入しております。 北海道産 小豆900gで880円(税込)。 私的には、この容量でこの値段なら安いのかなと思っています。 先日、小豆購入前...

 

さて、この小豆を使い、Twitterでは実際に手で小豆を潰している動画を投稿しています。

48時間以上にわたり冷蔵庫で吸水させると、手で小豆が潰せるまでに柔らかくなりました。

 

これなら、煮あずきも柔らかくなりそうな予感…

期待が膨らみますね!

 

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煮る工程前半戦(前半15分)の状態

 

 

今回、吸水時間を16時間以上から48時間以上に変えたのみで、IHの火力調整や煮る時間等には一切変更は加えておりません。

煮る工程前半戦、フライパンで煮た小豆が沸騰するまでの時間は今までと変わらず約7分。

沸騰後火力を下げてタイマーで15分。

それで前半戦終了。

 

沸騰までの時間に、小豆の水分量はまったく関係ないことがわかり、工程自体にも影響はありませんでした。

 

 

Twitterの動画を見ていただけるとわかるのですが、こうも小豆が水面から顔を出すとは…

いつもであれば、後半戦の煮る工程15分プラス5分後の状態が、この状態です。

前半戦完了後からこれだけ水分量がなくなることは、それだけ小豆に水が吸水されているということ。

48時間以上の吸水は、間違いなく小豆の状態に変化をもたらしておりました。

 

 

出来上がった煮あずきを試食。

未だかつてない、柔らかさ。

硬い煮あずきに慣れていた私にとっては、物足りない硬さではありましたが、一般的には48時間以上吸水させて作った煮あずきの方が柔らかく、喜ばれると感じる出来栄えでした。

 

煮る工程後半戦(後半15分)の状態

 

煮る工程後半戦スタート前に水を足さなければいけないほど、水分がなくなっていました。

この水分を足したことで、煮汁スイーツへの影響が気になるところですが、小豆が焦げるよりはマシです。

 

煮る工程後半戦も残り3分ほどというタイミングで、アクシデント発生!

 

 

検証実験を行っていた23日は、祖母の月命日の日。

お坊さんがお経をあげに来てくれる日で、タイミングがいいのか悪いのか、検証実験中に来てしまいました。

そのため、IHを止めてフライパンに蓋をした状態で、お経が終わるまでの10分ほど蒸しておりました。

 

内心「失敗したなぁ」と思っておりましたが、蓋を取った瞬間、理想的な水分残量であったことにビックリ!

アクシデントが起こっても、かえってそれが良い結果に。

怪我の功名とは、まさにこのことと思いましたね(笑)

 

煮あずきに続き、粒あん作りも成功するのか!?

期待は膨らむばかりです。

 

粒あん作りの状態

 

期待高まる粒あん作り。

その結末は…

私の中では「失敗!?」と、どっちつかずのよくわからない状態に。

見た目ベチャベチャで、出来上がった状態を食べてみても”ベチャァァァー”としてましたから、失敗は失敗なんですよね。

 

でも、冷蔵庫で冷やしてから食べると、ちょうどよい食感になっていたんです。

冷蔵庫で冷やしていると乾燥しますから、食感がちょうどよくなったんでしょうね。

ちなみに私の場合、時短あずきの保存には、インスタントコーヒーが入っていた蓋付きの瓶を再利用しております。

 

なんか、試食後のモヤモヤ感を残したまま、最後の煮汁スイーツ作りに入りました。

 

煮汁スイーツ作りの状態

 

今まで煮汁スイーツ作りは、粒あんを作る前に行っていました。

しかしそれだと、時短あずき作りを終えたフライパンを洗う時に不便であったことを、ひしひしと感じておりました。

 

粒あんを作る際、フライパンを温めならが小豆を潰して作ります。

小豆を潰したときにフライパンにこびりついてしまい、洗う時に不便。

にこやかな中年男性 画像時短あずき作りは、なにも作っているときだけの時短だけではなく

片付けに関するものまで時短にしなきゃ。

準備の段階から片付けの段階まで、最初から最後まで時短することが

本当の時短だよね‼

そう考えた私が編み出したのが、調理行程の順番変更でした。

 

ただ単純に、煮汁スイーツと粒あん作りの工程を逆転させただけ。

それだけで片付けまで時短することに繋がったんだから、ちょっとしたアイディアだけでも、暮らしを豊かにすることに繋がるんだなぁと実感しました。

 

また、元々小豆を潰しながら、フライパンに小豆がこびりついた状態で煮汁スイーツを作るので、小豆のエキス豊富な煮汁スイーツになるのでは? とも考えた結果、編み出した工程。

片付けが時短になり、煮汁スイーツの味も良くなるのであれば、一石二鳥ですよね!

 

さてさて、その煮汁スイーツ。

冷蔵庫で冷やした後、どうなったのか…

 

 

ヤバイ!

理想的な硬さの煮汁スイーツができちゃった!!

 

食べてみても、フライパンにこびりついた小豆のカスやエキスがいいあんばいに。

これまでで一番美味しい、煮汁スイーツとなりました。

 

まとめ:48時間以上の吸水は、粒あん作り以外は成功か!?

48時間吸水させた小豆でできた煮汁スイーツ 写真

 

今回の検証実験を総括すると

✓ 煮あずき、煮汁スイーツは成功

✓ 粒あんは調理段階ではベチャベチャで、成功したとはいえないかも

ということに。

 

検証実験をとおして

美味しく小豆を食べるための吸水時間の限界は、48時間

ということがわかりました。

 

これ以上吸水させ続けてしまうと食感が崩壊しかねず、美味しさには少なからず食感も影響を与えています。

また、小豆がふやけすぎて腐ってくる恐れもあるわけです。

なんでもそうですが、ほどほどにがちょうどよいということなんですよね。

 

今回は48時間吸水した小豆を使って、時短あずきを作りました。

もしかしたら、1日半の36時間吸水で作った方が、うまくいく可能性を感じます。

次回、時短あずきを作る場合は、36時間吸水で再チャレンジしていきます!

 

完全なる時短あずき作りを目指して。

飽くなきチャレンジ精神は尽きない…

 

 









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