食欲を抑えたい方
「ストレスが原因で過食に。食欲コントロールができず、たった1か月で7㎏増。どうにかしたいです、マジで…」 「1日3食の他に、どうしても間食してしまう。お菓子が手放せない。日々、肥えていく…」 |
人間の三大欲求とは?
「食欲」
「性欲」
「睡眠欲」
がメジャーです。
では、この中で比較的自分の意思で抑制できるものは何でしょうか?
比較的自分の意思で抑制できるもの、それは
「食欲」
「性欲」
の2つです。
「睡眠欲」は眠気真っ最中の時、自分の意思で中々抑えることはできません。
意識が飛んで、いつの間にか寝てしまいますよね。
眠気に襲われつつもカフェイン取ったり、ほっぺつねったりして、眠気を飛ばそうとすることはできます。
でもそれは自分の意思でというか、行動が伴った結果によるものです。
「食欲」や「性欲」は、「睡眠欲」よりも比較的簡単に、自分の意思で抑制することができます。
もし、抑制できなかった場合どうなるのか?
「食欲」を自分の意思で抑制できなかった場合、肥満へと向かいます。
「性欲」を自分の意思で抑制できなければ、犯罪になることも。
「食欲」や「性欲」は自分の意思で抑制しやすい反面、抑制しなければ社会的にも健康的にも罰を受けることになります。
とも言えます。
しかし「食欲」については、中々抑制することが難しい人達もいます。
肥満の人は、自分の意思が弱いからだ! |
と言われることも、悲しいかなあります。
これには私、肯定も否定もしません。
肥満になる理由の一つとして、確かに意思の弱さもあるでしょう。
しかし、何らかの病気によって肥満になっている人もいるからです。
肥満になることを抑えるのではなく、食欲を抑えるためにはどうすればいいのか?
食欲を自分の意思で抑制できなければ、どうすればできるようになるのか?
食欲を抑えるためには、まずはスモールステップで。
目標は痩せることだが、「痩せよう」とするとストレスになる。
まずは、食欲を抑えるための簡単なことを習慣化しよう!
今回は
について、ご紹介します!
1日3食、食べていいよ!でも間食はやめようね
1日3食の規則正しい食事は、食べていいです。
むしろ、食べなければいけません。
食欲を抑制するために制限するのは
です。
間食におやつなどを食べ過ぎて、朝昼晩の食事をきちんと摂らない。
栄養偏り過ぎの糖分摂り過ぎ。
これでは意味がありません。
これが、食欲抑制の第一歩。
朝昼晩の食事がきちんと摂れていれば、本来、間食は必要ないのです。
間食したくなるたびに、書き出して×をつける
ダイエット方法の1つに「レコーディングダイエット」があります。
これは、自分が食べたものを書き出して可視化することによって、今後の食事量をセーブするやり方。
いわば、事後報告です。
さっき、これだけ食べてしまいました。
今後、摂り過ぎないようにします。 |
というのが、レコーディングダイエットのイメージです。
これはこれで、効果はあります。
うちの妹もレコーディングダイエットにより、1年間で30㎏もの体重減の効果を出しております。
人間って意思の強さがあれば、変われるんですよね。
でも、食べてしまったものはあくまでも食べてしまったもの。
カロリーとしては、摂取されているわけです。
そのため、あえて間食をしないために
やり方を習慣化します。
誰に事前報告するか?
自分自身に対してです。
食欲が中々抑えられない人は、1日3食の他にも食べたい欲求が頭の中をグルグルグルグル…
欲求を抑えられなくなり、自宅に買い置きしている食品に手が出てしまう。
食べても数時間後には、また食べたい欲求に駆られる。
この負の連鎖を継続した先には、肥満が待っている。
いや、肥満に留まらず、健康にも悪影響を与えることに。
生活習慣病の予備軍です。
あなたは肥満や生活習慣病になりたいですか?
負の連鎖を断ち切るための、自分自身への事前報告は簡単。
間食したくなるたびに、食べたいものを書き出して、それに×をつける。
食べたいものを可視化し、それに×をつけることで
食べちゃダメよ!
ダメダメ! |
という意識づけを自分に対して行うのです。
ポテトチップス食べたい
ダメ! × |
ポッキー食べたい
ダメ! × |
アイスキャンディー食べたい
ダメ! × |
という風に、書き出しては×をつけ、自問自答することを習慣化します。
事後報告ではなく事前報告することによって
から、まず始めてみましょう。
間食したくなったら、500mlの水をゆっくり時間をかけて飲む
・お腹が空いた
・のどが渇いた
脳へ届ける際の信号は、似ているといいます。
そのため、多くの人は
カラダの脱水症状⇒空腹感
と勘違いしていることがあるとのこと。
間食したくなったら、書き出して×をつけるのと一緒に
ことをしましょう。
意識づけと水分補給の相乗効果が、食欲の抑制に働きかけます。
【参考、引用:AllAbout Beauty『ストレス過食をやめたい!お菓子などの食べ過ぎから抜け出す11カ条』より】
同じ間食するなら、炭酸水か自家製ジュースで
意識づけや水分補給しても、間食の欲求が抑えられないよ… |
この場合は、あえて間食の欲求を無理に抑えつけるのではなく
してしまいましょう。
代替品により摂取する場合、オススメなのが
・炭酸水
・自家製ジュース
です!
価格:1,800円 |
価格:2,980円 |
炭酸水は
・食前に飲むことで、過剰な食欲を抑えてドカ食いを防止
・食中に飲めば胃が膨れ、満腹感をもたらし食べ過ぎの防止
に役立ちます。
ということなんですね。
さらに炭酸水を1日1.5~2Lを飲むことで代謝を上げ、脂肪燃焼効果も期待できます。
【参考、引用:AllAbout Beauty『食欲を抑える方法10…つい食べてしまうのはニセの食欲?』より】
また、自家製ジュースは
①りんご酢バーモント 20~50ml
②水をりんご酢バーモントと合わせて500mlになるように注ぎ入れる
で作ることができます。
自家製ジュース500ml中
・りんご酢バーモント20mlだと23.32kcal
・りんご酢バーモント50mlだと58.3kcal
と500mlの清涼飲料水を飲むよりヘルシー。
そして、この自家製ジュースの大きなメリットは、食前に飲むことで
効果も期待できます。
詳しくは過去記事
こちらも併せてご覧ください。
間食がどうしてもしたくなったら、代替品を摂取する。
どうせ摂取するなら、欲求を満たすだけでなく、健康にも作用するものにしましょう。
1回につき50回の法則
食欲を抑えるためには、意識づけも大事ですが
も大事です。
よく噛んで食べると満福中枢を刺激し、余計に食べなくなるといわれています。
噛む刺激によって、脳内でヒスタミンという生理活性物質(※)が活性化します。
※整理活性物質:生体の生理や行動に作用して体の働きを調整する化学物資。
ヒスタミンは
・食欲を抑える
・交感神経を刺激し、代謝を高める
・脂肪分解作用
・エネルギー消費作用
これらの働きがあるのではないかと考えられています。
また、よく噛むことで脂肪細胞からレプチンが分泌され、ヒスタミンの作用を活性化すると考えられています。
しかし、レプチンが分泌され満福中枢を刺激するまでに20分ほど時間がかかるといいます。
・できるだけゆっくり食べ、よく噛む
・たくさん食べ過ぎない
これが、満福中枢を刺激するために必要なことです。
【参考、引用:AllAbout 健康・医療『食欲が止まらない?食欲の暴走を抑える3つのコツ』より】
じゃあ、実際にどうすればいいの?
タイトルに「1回につき50回の法則」ってあるけど… |
ここで、やっていただきたいのが
なのです。
これは
箸やスプーン・フォーク、丸かじりにより食べ物を口に含んだら
ということ。
50回の咀嚼が終わるまでは、飲み込まないようにするのです。
食欲が続いてしまう背景には「早食い」が影響していることが多々あります。
食事を飲むように食べていれば、味わって食べていないばかりか
食事=刺激ではなく
食事=単なる行い
になってしまいます。
よく噛むことにより
味覚
嗅覚
食感
といった刺激を得られ、満腹感も満たされます。
また「噛むことで顎が疲れて、食べる気が失せる」という効果もありますよね。
咀嚼が不十分であれば、食事は刺激のない単なる行いにしかならず
という悪循環になってしまいます。
近年、現代人の顎の強さは、昔の人と比べ弱いというデータもあります。
食事は欧米化してきたこともありますが、咀嚼回数が減ったことも原因の一つ。
よく噛むことで顎のラインが引き締まり、美容にも良い。
噛むだけで一石二鳥。
1回につき50回の咀嚼をやるかやらないか。
やるしかないですよね!
間食したい衝動に駆られたら、カラダに良い罰を与える
間食したい衝動に駆られたら
ことも一つの手です。
腹減った~
お菓子食べたい… |
と、頭によぎったらスクワットをしましょう。
それも
です。
間食したいという気持ちをそらすために、スクワット20回しましょう。
10回なら罰にならないですし、50回はできなかったら意味ないです。
20回がちょうど良い回数です。
間食したいと思うたびに行うことで、知らず知らずのうちにカラダを鍛えることができ、基礎代謝を上げることにもつながります。
また、スクワットで下半身に罰を与えると、動きたくないという気持ちにもなり
食べ物取りに行くのも億劫だ… |
となったら、しめたもの。
カラダに良い罰を与えること。
になるという図式。
信じるか信じないかは、ぜひやってみた後に判断してください。
食欲を抑えたいと思う人は、現代人に多くいます。
これは現在、飽食の時代にあるからです。
良い反面、悪い反面も。
生活習慣病やその予備軍が、昔と比べ多くなってしまったこと。
食欲は自分の意思によりコントロールはできるのです。
ただ、そのやり方がわからなかっただけ。
そのやり方を習慣化しなかっただけなんです。
継続は力なり。
食欲を抑える3つの方法を毎日行う習慣が、必ずあなたを変えます!
諦めないで、継続あるのみですよ。
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