昨日、昼頃より突然の吐き気に襲われた私。
いつもの片頭痛からくる吐き気であればまだわかるのですが、頭痛がない状態からの吐き気だけ・・・
仕事ができる状態ではなく、すぐ横になることに。
結局、今朝の8時頃まで、20時間以上もの間ベッドで寝ておりました。
今現在は吐き気も落ち着いており、半日以上ぶりに食事もできておりますのでご心配なく。
それにしても、吐き気だけで20時間以上も安静にさせられるとは、思ってもみませんでした💦
原因も、未だわからず・・・
そこで
・ 吐き気の原因
・ 吐き気の対処法
・ 吐き気で病院に行くべき目安
について調べてみました。
突然の吐き気に襲われた場合、あなたならどうしますか?
吐き気の原因
吐き気の原因と一言でいっても、様々な原因があります。
大まかに分けて、3つの原因から見ていきましょう。
様々な原因が絡む吐き気
生活習慣が原因による吐き気
・ 食べ過ぎや飲み過ぎ
・ 胃酸過多を招く食事や飲酒の習慣、喫煙の習慣
・ 自律神経の乱れやストレス
・ 寝不足 など
食生活の乱れや、生活リズムの乱れといった生活習慣が原因となり引き起こされる吐き気は、結構ありますよね。
暴飲暴食や寝不足(病気以外のもの)からくる吐き気については、キツイ言い方をすると自業自得。
自分で改善しようとすれば可能なものです。
暴飲暴食や喫煙の習慣から胃酸過多を招くと、吐き気をもよおすこともあります。
自立神経の乱れやストレスについては、生活習慣を見直すだけで改善するのであれば良いのですが、気持ちの落ち込みや寝不足などに繋がるようであれば、早めの精神科・心療内科等の通院をオススメします。
病気が原因による吐き気
至急、救急車による救急搬送が必要なもの | 様子を見て、早めの通院が必要なもの |
・ 脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患 ・ 心筋梗塞などの循環器系疾患 ・ 急性アルコール中毒 など | ・ 片頭痛 ・ メニエール病 ・ 風邪やインフルエンザ等感染症 ・ 食中毒やウイルス性胃腸炎 ・ 逆流性食道炎 ・ 胃潰瘍 ・ 十二指腸潰瘍 ・ 糖尿病 ・ 便秘や腸閉塞 ・ 服薬時の原因(飲み始めや断薬時) など |
病気が原因による吐き気は救急治療を要するものもあり、最悪の場合、死に至ることもある恐ろしいものです。
通常、病気による吐き気の場合、吐き気だけではない併発症状(頭痛、吐血、激しい腹痛など)が現れます。
私の場合、片頭痛からくる吐き気は、1~2ヵ月に1回の頻度で起こっています。
いつもと違う激しい頭痛や胸の痛みが伴い、なおかつ吐き気がある場合は、即救急車を呼んで病院へ。
脳血管疾患や循環器系疾患の疑いがあるからです。
早期発見・早期治療を行えば、後遺症リスクも少なくて済む場合が往々にしてあります。
私の知人のように下半身不随になってしまってからでは、遅いのです。
また急性アルコール中毒を病気と言っていいのかどうか判断しかねますが、処置が遅ければ死に至る可能性があります。
自分のお酒の適量を知り、「自業自得・身の程知らず」とならないよう心がけましょう。
それ以外の病気に起因する吐き気については、様子を見て一向に改善しなければ通院が必要です。
また見逃しやすいものに、服薬が起因する吐き気もあります。
薬を飲んで吐き気が起きれば、副作用の疑いということは知られています。
しかし、今まで服薬していた薬をやめたこと(断薬)が原因となって、吐き気をもよおすパターンもまれにあります。
医師と話し合った上で断薬しているのであれば2日ほど様子を見て、それでも吐き気が治まらない場合は医師と相談する必要があります。
もしも患者の勝手な判断で断薬しているのであれば、危険行為そのもの。
医師に怒られるのを覚悟で、早急に相談することをオススメします。
怒られるうちが花なんですよ。
見捨てられるよりはね…
経験者は語る!(笑)
その他の原因による吐き気
・ 乗り物酔い
・ 妊婦のつわり
・ 視覚等の五感的ショック など
生活習慣や病気以外からくる吐き気も多々ありますよね。
代表的なものとしては、乗り物酔いや妊婦さんのつわりがあります。
また視覚的にショックを受け、吐き気をもよおすことがあります。
・ 動物・昆虫などの死骸を見たとき
・ ホラーや猟奇的な映画を見たとき
・ もらいゲロ
なんかがそうですね。
視覚的だけでなく、味覚や嗅覚などの刺激から吐き気をもよおすこともあります。
もらいゲロなんて、視覚・嗅覚のダブルパンチですもんね💦
問題ない吐き気と注意が必要な吐き気
![]() | 吐き気でも大丈夫な吐き気と、注意しなければいけない吐き気があるんですよね? |
吐き気といっても原因は様々。
病気が原因による吐き気は要注意だし、生活習慣が原因であれば改善することで吐き気が治まることも。
しかし、昨日の私のように原因が不明な場合、何を基準に考えれば良いのか?
あくまでも目安となる基準について、見ていきましょう。
判断に困ったら、早めの通院がベストですよ!
安静にしていれば問題ない吐き気
・ 併発症状(頭痛、吐血、激しい腹痛など)がなく、一時的による吐き気
・ 乗り物酔いによる吐き気
・ 視覚等一時的な五感的ショックによる吐き気
病院通院を考えるべき注意が必要な吐き気
・ 併発症状がある吐き気
・ 3時間以上、吐き気が続く場合
私の場合、断続的ではありますが、長時間に渡り吐き気が続いておりました。
しかし、併発症状はなかったため、安静にして様子を見て判断。
おかげさまで、本日はある程度マシになってきましたよ。
病み上がりなので、ムリはしませんけどね(笑)
【参考、引用】
【EPARK Medicalook『なぜ?突然の吐き気の原因!これは大丈夫?病院行くべき?|医師監修』】
【医療法人西山会 にしやま消化器内科『吐き気』】
【eo健康『気持ちが悪い・吐き気がする。考えられる原因と疾患・対処法【内科医監修】』】
吐き気の対処法
吐き気がある場合は、無理せず休むことが第一。
ここでは、吐き気がある場合の対処法についてご紹介します。
まずは安静にし、様子を見る
吐き気がある場合、無理して仕事や授業などを受けていても、はかどるはずがありません。
まずは安静にすること。
寝ることが可能であれば、寝ながら様子を見ましょう。
換気を行い、空気を入れ替える
悪臭や煙などから、吐き気をもよおすことがあります。
また、部屋の芳香剤等が強すぎて刺激臭となり、吐き気を伴うことも。
身体は安静にしつつ適度な換気を行い、空気を入れ替える必要があります。
吐き気を我慢したり、無理やり吐かない
吐き気がある場合、無理に吐き気を我慢したり、吐いたりしてはいけません。
自然に任せるのが一番です。
私みたいに嘔吐することに抵抗感がある方や、お酒を飲み過ぎて
![]() | 吐けば楽になるから、吐いてくるね~♪ |
と、無理やり吐く方も中にはいます。
何事も、無理強いはいけません。
吐くことは体内の悪いものを外に出そうとする行為なので、抵抗感があります。
ですが、無理に我慢したり、吐き気止めで強制的に抑える必要はないのです。
「吐けば楽になる」は、あながち間違いではありません。
しかし、強制的に指ツッコんで吐こうとするのも良くはないのです。
喉の粘膜を痛めたり、吐きグセがついてしまうことも。
自然嘔吐が一番好ましいのです。
無理に飲食しない
具合が悪い時は、無理に飲食する必要はありません。
逆に飲食することで、吐き気を助長することもあります。
食事が摂れなくても、水分補給だけはこまめにしましょう。
2日以上食事が摂れない場合や1日以上水分補給できない場合は、通院をオススメします。
吐き気が改善されない場合、早めの通院を
安静にしていても吐き気が改善されない場合は、早めに通院しましょう。
目安としては、安静にしていても3時間以上吐き気が続く場合。
吐き気だけではない、別の病気が考えられることもあるからです。
吐き気で病院に行くべき目安
ここでは医師が勧める、吐き気で病院に行くべき目安をご紹介します。
・ 強い吐き気がある ・ 吐血している ・ 意識が低下している
・ 脱水症状がある ・ 激しい腹痛がある ・ 腹痛が続いている
・ 首が硬直している ・ お腹が張っている ・ のどの違和感や胸やけがある
・ 冷や汗をかいている ・ 吐き気のために食事を摂ることが難しい
上記のような症状がある場合は、安静にしていても治らないばかりか、重篤な症状に発展する可能性があります。
一刻も早く、病院に行くべきです。
病院に行ってなんともなければ安心だし、病気が見つかったとしても早期発見・早期治療につながるわけですから、いずれにしても安心なんです。
吐き気。
されど吐き気。
なにかしらの体調不良を発信していることに、変わりはないのです。
突然の吐き気。
いつもと違う吐き気。
まずは安静にしながら様子をみて、症状によっては至急病院へ。
的確な判断が、あなたや大事な人の命を救うことに。
突然の吐き気が起こった場合の参考になれば、幸いです。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
コメント