ペットボトル症候群に要注意!猛暑に急増する急性糖尿病の恐怖とは?

スポンサーリンク
経年変化と健康と
猛暑の水分補給に悩む人

「猛暑が続く日には、ペットボトル飲料が美味い!スカッと爽やか!でも、ついつい摂り過ぎてしまうんだよなぁ…」

「熱中症対策に経口補水液やスポーツドリンクがいいと聞くけど、糖分とか大丈夫なのかな?」

水分補給する男性 写真

 

暑い日には、冷たいジュースとアイス!

 

夏定番の飲食物といえば↑

ですよね!

 

夏の消費量が格段と上がるペットボトル飲料。

1992年5月に聖マリアンナ医科大学の研究グループから報告された「ペットボトル症候群」なるもの。

みなさんは、耳にしたことはありますか?

 

この「ペットボトル症候群」は、猛暑日が続く時期に急増すると言われています。

 

熱中症対策のための、こまかな水分補給。

日常の水分補給は、水やお茶などの「糖分のないもの」を積極的に飲むのがおススメ!

猛暑に急増するペットボトル症候群がもたらす、急性糖尿病の恐怖とは?

 

今回は、熱中症対策の理解を深めるためのブログ記事です!

ペットボトル症候群

について、ご紹介します。

 



 

 

スポンサーリンク

清涼飲料水の摂り過ぎが急性糖尿病を引き起こす

ペットボトルをがぶ飲みする男性 写真

 

ペットボトル症候群。

正式名称は『ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトアシドーシス』。

 

別称として『清涼飲料水ケトーシス』とも呼ばれ

・清涼飲料水(ソフトドリンク)

・スポーツドリンク

などを大量に飲み続けることによって起こる急性の糖尿病のことです。

 

糖尿病なので、生活習慣病の一つ。

清涼飲料水やスポーツドリンクの他、みかんの缶詰やアイスクリームなどの糖分の多い食品の大量摂食でも発症することが報告されています。

 

【参考、引用:Wikipedia「ペットボトル症候群」より】

 

清涼飲料水やスポーツドリンクに含まれる恐ろしい砂糖量

清涼飲料水やスポーツドリンクにおけるペットボトル容量の主流としては、500mlや1.5Lが多く流通しています。

 

みなさんは普段、ペットボトル飲料を1日に何本飲んでいますか?

500mlを4本
1.5Lを1日で飲み切る

など、1日の水分補給をペットボトル飲料で済ませている人はいませんか?

 

そんな方は要注意!

ペットボトル症候群に足を埋めているか、すでに侵されているかもしれませんよ!

 

そもそも、清涼飲料水やスポーツドリンクに含まれる砂糖の量について、みなさんご存知でしょうか?

市販清涼飲料水の多くは、100mlあたり10g程度
市販スポーツドリンクの多くは、100mlあたり6g程度

の砂糖が含まれているのです。

 

500mlのペットボトルだと、それぞれ5倍の砂糖量。

1.5Lのペットボトルだと、それぞれ15倍の砂糖量になるわけです。

 

角砂糖1個4gとして計算し、500mlのペットボトルで換算すると

清涼飲料水ペットボトル砂糖量50g程度 ⇒ 角砂糖約13個
スポーツドリンクペットボトル砂糖量30g程度 ⇒ 各砂糖約8個

 

1.5Lのペットボトルだと

清涼飲料水ペットボトル砂糖量150g程度 ⇒ 角砂糖約38個
スポーツドリンクペットボトル砂糖量90g程度 ⇒ 各砂糖約23個

 

これだけでも恐ろしい砂糖の量・・・

では、1日2L飲んだらどうなるのか。

 

清涼飲料水ペットボトル砂糖量200g程度 ⇒ 角砂糖50個
スポーツドリンクペットボトル砂糖量120g程度 ⇒ 各砂糖30個

 

清涼飲料水やスポーツドリンクのペットボトル飲料を飲むということは

清涼飲料水に含まれる砂糖の量イメージ 写真

もはや、こういうイメージなのです!

 

こりゃあ、糖分摂り過ぎだぁー!

 

普段の水分補給を清涼飲料水など糖分の多いペットボトル飲料で摂取している場合、1日に2L飲むとすると、120g~200gは糖分を摂取していることに。

これはカロリー換算すると、470~780kcalにもなります。

 

WHO(世界保健機関)やFAO(国際連合食糧農業機関)のレポート

『食事、栄養と慢性疾患の予防』

の報告書において、食事中の総熱量(総カロリー)に占める砂糖の熱量を10%(200~260kcal)以下にすることを推奨しています。

 

これは食事中なので、すべての飲食摂取量に占める砂糖の熱量が200~260kcalという意味であり

500mlのペットボトル清涼飲料水1本飲み切るだけでアウト

な熱量であることがわかるのです。

 

毎日、500mlのペットボトル飲料1本程度なら飲んでるよっていう人、結構いるんじゃないですか?

 

残念ながらアウトです!

糖分摂り過ぎなんです。

飲料水の他、3回の食事などからも砂糖は摂取されることになるので。

 

ペットボトル症候群の発症メカニズム

猛暑が続く日には、ペットボトル飲料の他にもアイスキャンディーを食べたくなりますよね。

のどが乾いたらその都度、ペットボトル飲料やアイスキャンディーを飲食する。

 

はい、これであなたもペットボトル症候群に!

晴れて、糖尿病の仲間入り~♪

糖尿病~♪

糖尿病~♪

‥…

 

いやじゃぁあああああーーーーーーーーーー!!!

 

ということで(笑)

ペットボトル症候群の発症メカニズムをきちんと知ることで、糖尿病になることのないよう注意していきましょう。

 

清涼飲料水やスポーツドリンクの飲みすぎは高血糖状態になります。

高血糖はのどの渇き(口喝)を引き起こし、のどの渇きを癒そうと再び清涼飲料水などの糖分の多いペットボトル飲料を飲む。

これの繰り返しが『ペットボトル症候群』につながります。

 

繰り返しの清涼飲料水などの糖分の多い飲料の多飲が高血糖を引き起こすと、肝臓β細胞を疲弊させインスリン分泌不全を引き起こします。

インスリン分泌不全が起きると糖が代謝されないばかりか、高血糖のままによるのどの渇きも解決しません。

そのことが余計にのどの渇きを誘発し、清涼飲料水などの糖分の多い飲料の摂取を助長するという、最悪の流れとなっているのです。

 

ペットボトル症候群の症状

糖尿病の一形態であるため、基本的な症状は糖尿病とは変わりません。

・のどの渇き

・倦怠感

・体重の急激な減少

しかし、ペットボトル症候群の怖いところは

高血糖によるのどの渇きが、清涼飲料水などの糖分の多い飲料の摂取を助長する

ことにあります。

 

のどの渇きが高血糖にあることを知らずに、単純な水分不足によるのどの渇きだと思ってしまう。

水分摂取を、清涼飲料水などの糖分の多い飲料に依存する。

 

のどの渇きは癒えないどころか、増すばかり。

更に清涼飲料水の本数が増えていく。

 

のどの渇きが癒えない。

清涼飲料水を飲む。

それでものどの渇きが癒えないから、清涼飲料水を飲む。

 

この、清涼飲料水依存がペットボトル症候群の恐ろしい症状であります。

 

また重篤な症状となると

・多尿

・嘔吐

・腹痛

・意識混濁

・昏睡(糖尿病性昏睡)

から

死亡に至る

ことがあります。

 

糖尿病をあなどるなかれ!

糖尿病は様々な合併症を引き起こす、恐ろしい病気なのです!

 

 

スポンサーリンク

熱中症対策には、経口補水液やスポーツドリンクと聞くけれど…

 

スポーツ飲料を飲む女子高生 写真

 

熱中症対策として取り上げられるものに

・経口補水液

・スポーツドリンク

の飲料があげられますが、どちらも飲みすぎは禁物です。

 

市販スポーツドリンクの多くは、100mlあたり6g程度の砂糖量
市販経口補水液では、100mlあたり2.5g程度の砂糖量

【参考、引用:横浜・中川駅前歯科クリニック「スポーツドリンクと経口補水液」より】

 

清涼飲料水よりはスポーツドリンク、経口補水液ともに砂糖量は少ないものの、糖分が入っている飲み物に変わりはありません。

 

詳しくは過去記事

にて解説しておりますので、ぜひご覧ください。

 

 

日常のこまめな水分補給を水やお茶で摂取することにより、のどの渇きも緩和される

お茶 写真

 

糖分の多いペットボトル飲料が高血糖を引き起こし、のどの渇きをもたらすことは理解できた。

じゃあ、その対策は?

 

簡単です!

飲み物を、糖分の入ってない水やお茶に変えればいいんです!

 

糖分の入っていない水やお茶を、こまめに水分補給飲料として摂取する。

これだけ。

ホントに、対策はこれだけなんです。

 

のどの渇きを癒すどころか、ペットボトル症候群からも解放されてしまう

 

簡単お手軽、かつペットボトル飲料買うよりリーズナブルな対策が、あなたを糖尿病の魔の手から救ってくれる。

いいことづくめの対策なんです。

 

実際に、清涼飲料水から水に飲み物を変えると、のどが渇くまでの時間が長くなります。

 

のどの潤いタンク量が100とすると

糖分という不純物のない水やお茶では、飲用することによりのどの潤いフル補給で燃費が良い
糖分のある清涼飲料水やスポーツドリンクなどでは、飲用することにより糖分という粘り気のある不純物でフル補給されてしまい、燃費も悪い。

こういうイメージでしょうかね。

 

燃費が悪い清涼飲料水やスポーツドリンクでは、ガス欠になるのが早く、補給回数も増えてしまうことから、ペットボトル症候群になるんですよね。

 

糖分の多いペットボトル飲料を日々、飲み過ぎている人へ。

 

このブログを見た今から、飲料を水やお茶に変えましょう!

のどの渇きに悩まされたり、糖尿病になりたくないのであれば。

 

 

でもたまには、自家製ジュースもいいよね

自家製ジュース 写真

 

水やお茶が身体に良いのは、わかる。

でもたまには、ジュースも飲みたいよね。

 

そんな時におススメなのが、自家製ジュースです!

私が普段飲んでいる「超簡単!お手軽自家製ジュース」をご紹介します。

 

用意するのは

・500ml計量カップ

・冷蔵庫であらかじめ冷やした水

・りんご酢バーモント

 

★送料無料・6本セット★りんご酢バーモント900 (900ml)×6本

価格:5,799円
(2020/8/12 15:05時点)
感想(1件)


用意するのは、この3つだけ。

 

作り方も超簡単!

①りんご酢バーモントを20ml~50mlの間で、自分の好きな酸味や甘さで量を調整し、500ml計量カップに入れる
②冷蔵庫で冷やした水を、りんご酢バーモントと合わせて500mlになるように注ぎ入れる

これで、自家製ジュースの完成!

 

1分程度で作れちゃいます。

時短自家製ジュースですね。

 

応用バージョンとして水を炭酸水に変えると、よりスッキリ爽やかな自家製ジュースとなります!

 



 

 

簡単、お手軽自家製ジュースで、ペットボトル症候群予防。

りんご酢も入っているし、健康にも良い。

 

でも飲みすぎは禁物。

りんご酢バーモントなので、糖分は入っています。

 

 

と言っても、りんご酢バーモントの原材料や成分表示を見ても、正確には糖分量がどのくらい含有されているのかがわかりません。

 

原材料で、糖分に関係するものといえば

・ぶどう糖果糖液糖

・ハチミツ

・甘味料(ステビア)

くらいでしょうかね…

 

糖質は1gあたり4kcalのエネルギーとして、りんご酢バーモントの栄養成分表示100ml中116.6kcalから換算すると

りんご酢バーモント20mlだと23.32kcal ⇒ 糖質5.83g
りんご酢バーモント50mlだと58.3kcal ⇒ 糖質14.575g

となり、あとは水や炭酸水を加えて500mlにすればいいだけなので

自家製ジュース500mlの砂糖量は、約6g~15g

となります。

 

清涼飲料水 500mlペットボトル砂糖量 ⇒ 約50g
スポーツドリンク 500mlペットボトル砂糖量 ⇒ 約30g
経口補水液 500mlペットボトル砂糖量 ⇒ 約12.5g

から考えると、自家製ジュースがいかに砂糖量が少ないかがわかります。

 

毎食前に自家製ジュース500mlを1杯飲むことで、ジェットコースター血糖を抑える効果も期待できることから、1日3回の自家製ジュース摂取であれば、軽運動を取り入れるなどで問題はないでしょう。

 

ジェットコースター血糖については、過去記事

をご覧ください。

 

 

普段の水分補給は、糖分のない水やお茶で。

たまには、自家製ジュースで刺激を!

 

ペットボトル症候群には、くれぐれも注意してくださいね。

 

 















コメント