マインドは1日にして成らず|琴線に触れる言葉はありましたか?

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経年変化とマインドと

気分の浮き沈み。

これは、誰しも起こることであります。

 

朝起きたら「今日も仕事かぁ…」と憂鬱な気分に。

お昼休みが近づいたら「ランチはどこで食べようかな」と少し気分が盛り返す。

「プレゼン失敗したらどうしよう…」と夕方の会議のことを思うと、気分がソワソワする。

退勤時間が来たら「イエーイ! 仕事終わり~♪」と気分は絶好調!

 

日内変動だけでも乱高下しています。

乱高下している状態なら、まだいいのかもしれません。

気分が沈みこんだままの状態になったら…

それも、長期的に。

そんな状態が鬱症状なのだと、私は思います。

 

鬱病や私のように双極性障害を抱えている方にとっては、「マインド=考え方」のあり方が重要。

病気なので服薬治療は大事です。

それと同時に並行して行わなければならないのが、ネガティブマインドをポジティブマインドへ変換していく作業。

それには「言葉」が必要です。

 

言葉の持つチカラは、無料の良薬。

「良薬、口に苦し」という言葉がありますが、言葉を間違った方向に使ってしまうと自分を苦しめることになってしまいます。

ネガティブワードがそうですよね。

 

ネガティブにネガティブをかけても、ポジティブにはなりません。

マイナスにマイナスをかけてプラスになるのは、数学の話。

ネガティブにネガティブをかけたら、積みあがっていくだけなんです。

 

では、どうすればいいのか?

ネガティブワードを極力排除し、ポジティブワードをコツコツと積み上げていくだけなんですよね。

 

私はTwitter上で自分に向けての言葉として、頭にパッと浮かんだことを呟いています。

なるべくネガティブワードにならないように、マインドを変えるきっかけになるような言葉を。

その呟きに対して、共感してくださった方から「いいね」やリツイートなどをいただき、とても嬉しく思います。

 

自分に向けて呟いた言葉で、誰かの心に訴えかけることができるのかな?

もしも、苦しんでいる現状から少しでも良くなるきっかけになるのであれば。

そのような想いも、芽生えつつあります。

 

自分を奮い立たせる言葉が、誰かの役に立つ。

これほど良いことはないですよね。

私とあなた。

たぶん、想いは一緒のはず。

 

この現状をどうにかしたい。

一歩先を踏み出してみたい。

勇気がほしい。

 

そんな方に、今まで私が呟いてきた言葉たちを10選、ご紹介します。

あなたの琴線に触れる言葉があれば、幸いです。

 

 

言葉やマインドに関する過去記事をあわせてご覧いただくことで、より気づきがあるかもしれません。

あなたが変わるきっかけとなれば、嬉しいです!

 

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「逃げる」という選択

 

 

昨年の暮れ頃から、双極性障害が悪化した私。

自分をどうにか良くしたい一心で、いろいろ検索した時に出会ったのが、Youtuberとしても活躍されている、ほっしーさんの動画でした。

鬱病に関する情報や心のあり方などを、ご自身の経験を基にわかりやすく発信されております。

≫ ほっしーのメンタルハックちゃんねるはこちら

 

ほっしーさんのYoutubeやTwitterをフォローしている私。

ほっしーさんがTwitter上で呟いた『「逃げる」ことから逃げるな。』という、たった一文が私の琴線に触れまして、私なりの考えを補足しながら引用ツイートさせていただきました。

 

「逃げる」というと、一見ダメなように思われてしまいます。

でも、鬱病の時には「逃げる」という選択が、あなたを救うことに。

「逃げる=ダメなこと」と子供の頃から教えられてきた世代。

そんな固定観念は、捨ててしまいましょう。

 

戦略的撤退という言葉がある通り、今後のあなたを良くするための逃げなら実行すべき。

ただ、逃げることにも勇気が必要なんですよね。

あなたの今後がかかった選択なのだから。

 

勇気を出して決めた選択。

それが逃げることであっても。

あなたが、辛い時に勇気を出して選んだことは、褒めるべきだと思います。

 

あとは、過去に囚われず、前を向いて一歩ずつ進んでいけばいい。

そうなりたいものだという意味で、呟いてみました。

 

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自分で作り上げた固定観念をぶち壊す!

 

 

負の固定観念。

これに支配されている状態が、鬱病と私は考えています。

 

これをぶち壊す!

そう、ぶち壊すんです!

 

鬱病のどん底状態だと、自分のチカラでは中々ぶち壊せません。

だから、服薬に頼るのだし、身近な信頼できる人のチカラを借りなければいけません。

どんな手段を使ってでも、負の固定観念をぶち壊してやる!

そういった強い想いを自分自身に芽生えさせるため、呟いてみました。

 

余計なプライドは邪魔

 

 

昔は、連日の残業や徹夜でも大丈夫だったのに。

なぜ、今はこんなにも仕事ができないんだろう。

こんなんじゃダメだ。

そう思いつつ、朝8時に出勤し、夜は午前様で帰ってくる毎日を続けていた20代前半。

 

職場の人事異動で、入社5年後に新しい部署に配属されました。

その当時「異動後、3ヶ月で使える人材に」という暗黙の了解ルールみたいのが、はびこっておりました。

私も一人前に早くなりたいがために、休みも返上してサービス残業を続けてきました。

人事異動後、2ヵ月で心身に支障をきたし、3か月目の6月で即入院。

それから3か月間、入院生活となりました。

 

前の部署では、できていたことができない。

努力が足りないからだ。

努力すればできるハズなんだ、自分は。

そんな変なプライドが、自分を崩壊へと導いていきました。

 

努力=残業や休み返上しての仕事や勉強

これは、間違い。

今ならわかるけど、変な固定観念だったんでしょうね。

当時の自分は。

 

プライドは諸刃の剣。

こと、鬱病にとっては邪魔なものでしかありません。

素直に受け入れる謙虚さ。

それが、病気の理解にもつながります。

 

そして、弱い自分を受け入れる勇気。

これも大事。

自分は自分。

他人と比べても、なんも得はありません。

 

どんな自分でも。

たとえ、カッコ悪くても。

たとえ、みじめであっても。

たとえ、蔑まれようとも。

 

地べた這いずり回ってでも、生きてやる!

生きてるだけで、丸儲けなんでしょ!

だから生きてやる!

 

そう思ってプライドを捨てたら、気持ちが楽になりました。

私のように、プライドに殺されそうになっている方がいるのなら、捨て去ることも鬱病改善のきっかけになると思います。

 

ネガティブエンターキーの連打

 

 

鬱症状まっしぐらの時ほど、ポジティブなことを拒否する傾向が強くなります。

なんででしょうかね?

そういう病気だからです。

 

「病気って言葉は、便利だな」と思うことが、ふとあります。

何か自分にとって悪いことは全て、病気という言葉に責任転嫁できるから。

この責任転嫁を、上手に利用してあげましょう。

 

悪いことは自分ごとにしないで、病気のせいにする。

鬱状態の重い時には、大切かつ重要な責任転嫁です。

ここでも「病気のせいにする=自分ごととは考えずに逃げる」という選択が発動しています。

 

なんでもかんでも”自分のせい”から、”病気のせい”へ。

この考え方だけでも、気持ちが楽になったりします。

ネガティブな思考に囚われるのを”病気のせい”にしたら、次に行うこと。

それは、ポジティブな思考を自分ごととして行うことです。

 

● ネガティブは、病気のせい

● ポジティブは、自分ごと

これができるようになると、負の固定観念からの脱出も早まるハズです。

 

ネガティブエンターキーを連打するより、ポジティブエンターキーの連打を。

毎日キーボードを触る自分に向けて、呟いてみました。

 

引き寄せの法則

 

 

引き寄せの法則については、賛否両論ありますよね。

あなたの願望がその願いを引き寄せたかどうかは、結果論でしかありません。

しかし、あなたの願望が何らかのパワーやエネルギーになっているのは事実。

願望が強ければ強いほど、結果論に影響が出ることも知られています。

 

引き寄せの法則うんぬんではなく、鬱症状のひどい時はネガティブに引き込まれやすくなります。

これは、病気の症状として、負の固定観念に囚われていることにも関係することです。

 

鬱症状がひどい時にこそ、お笑い芸人のパワーが必要なのではないか?

私はそう思っています。

最初の鬱病発症した時に私が救われたのは、さまぁ~ずさんのおかげ。

何の気なしに見た「モヤモヤさまぁ~ず2」が、鬱病どん底状態打破のきっかけとなりました。

 

人を笑わせるチカラ。

とんでもないパワーやエネルギーを感じます。

長いコントや漫才を見るのが苦痛な方も、いらっしゃることでしょう。

そんな方には、テンションだけで即興に笑わせる芸人がオススメ。

 

ちなみに私がジワリジワリときている芸人は、サンシャイン池崎さん。

ムダにデカい声とムダにデカいダンボール製の剣を持って、テンション爆上げで血管ちぎれそうになってる。

そんなバカさ加減が、ジワジワきています(笑)

 

バカになることは、大事。

バカの壁を越えられるのは、バカになった人でなければできません。

バカだバカだと罵られても、それが成功した時、他人は手のひら返しで認めざるを得なくなります。

 

サンシャイン池崎さんには、そんなパワーが感じられる。

そう私は思っています。

私の目は節穴かもしれませんけどね(笑)

 

自分を貫き通す

 

 

健常者の境界線って、どこにあるのでしょうか?

紙切れや制度、ハンディキャップ上の問題はあるにせよ、マインドの境界線なんてないですよね。

 

健常者だから。

障害者だから。

そんなマインドは、ぶっちゃけどうだっていい。

 

結局はどんな状態であれ、自分は自分。

自分を貫き通した人が大成するということを伝えたくて、呟いてみました。

スティーブ・ジョブズの本を読んで感銘を受けた、ということもあるんですけどね(笑)

 

マイナスを取る=叶う

 

 

私は、鬱病どん底の状態にあることを「悲劇のヒロイン状態」と呼んでいます。

これには賛否両論あるかと思いますが、自分にとってはわかりやすい例えかなと。

 

福沢諭吉の言葉。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、と言へり。」

有名な言葉ですよね。

 

元気になった今だから言えることなのですが、鬱病どん底状態の自分って、果たしてこの世で一番不幸な人間だったのかと考えると、そうでもないことがわかります。

自分より裕福な人はたくさんいるし、自分よりも不遇の生活を強いられる人だって、たくさんいるわけです。

 

鬱病どん底状態であっても、住む実家があって3食昼寝付の生活ができる。

これって、はたから見ると幸せな状態。

でも、自分自身は負の固定観念に囚われているから、自分が一番不幸と思っちゃってる。

しかも、消えてなくなりたいと。

 

やはり、そう考えてしまうのは、マイナスの感情を吐き続けている弊害でもあるわけです。

口語として吐き出さずとも、念じているだけでも同様です。

 

マイナスの感情を吐き続けるのをやめると、プラスの感情が芽生えてくる。

陰と陽。

対極にある感情が、やめることによって芽生えてくるシステム。

 

そのことをいつも念頭におけるように、呟いてみました。

 

目を向けるのは今、たった今の自分

 

 

過去の栄光にすがる気持ちはわかります。

でも、過去は過去でしかありません。

歩みをやめてしまうと「そこで試合終了ですよ」状態に。

 

ブログのタイトルにもある「経年変化」は、歩むことをやめないことで起きる変化とも言えます。

レザー用語ですが、ヌメ革はお手入れをしながら使い続けることで、最初の色合いよりも味の出る、その人に染まった表情豊かな色合いが現れます。

良いエイジング。

これが経年変化です。

 

経年変化のためには、日々の過ごし方が大事となってきます。

その日その日、一日を大事に過ごす。

そして、その日の自分が一番輝いている。

 

年齢を重ね、60代70代になっても輝き続ける方たちは、たくさんいらっしゃいます。

そんな生き方の参考にしている人が、私にとっては打首獄門同好会のjunkoさん。

 

 

 

 

【引用:打首junko Twitterより】

 

 

今年の12月20日で、62歳を迎えるjunkoさん。

はっ!?

えっ、うそ…!?

ですよね(笑)

 

上記ご紹介した、junkoさんのTwitter記事3つ。

動画に出ている

・ スイーツに満面の笑みを浮かべている女性

・ ミットに蹴り入れてる女性

は、御年61歳のjunkoさん。

 

・ 踊っている女性

は、1992年当時(33歳の頃)のjunkoさんです。

 

見た目、あんま変わってねぇーーーーーーー!!(笑)

日本にはスゴイ人がいたもんだ!

これがわかっただけでも、生きてるだけで丸儲けでした。

 

junkoさんの人となりや、生き方がわかる対談記事もネット上にありましたので、興味のある方はあわせてご覧ください。

≫ イーアイデム りっすん はたらく気分を転換させる深呼吸マガジン【還暦を迎えた打首獄門同好会・junko「いくつになっても頭を振りたいし、騒いでいたい」】はこちら

 

 

過去に囚われていれば、今は輝かない。

でも、今が輝いていれば、過去も輝くことに。

そして、未来にもつながる。

 

それを自分に言い聞かせるために、呟いてみました。

 

人生の深みは、苦労・挫折・継続努力によって深まる

 

 

このつぶやきは、ホントに何気なく呟いたものでした。

それが今では、私のつぶやきの中で一番反響のあったつぶやきとなっています。

 

綺麗ごとも大事なんですが、現実を知ることも大事。

鬱病の方は、大半が苦労・挫折・継続努力を続けてきた人達でしょう。

成功する素質の備わった方たちとも言えます。

 

素質はあるのに、成功しないのはなぜ?

それは、継続努力が圧倒的に足りないから。

私は自分自身に、そう感じております。

 

他人は「頑張ってるよ、努力しているよ」と言ってくれるかもしれない。

でも自分では、そう感じていない。

 

結局、他人は他人。

すべて自分ごとです。

人は騙せても、自分は騙せません。

 

「それって、伸びしろがあるってことじゃない!?」

私は、こうポジティブに考えています。

 

何事も継続すると、プロフェッショナルになってきます。

継続努力が、その道のプロにつながるわけですね。

鬱病でなかなか起きる時間が定まらなかったけど、この頃は朝に起きれるようになってきた。

これだって、継続努力といえます。

 

諦めるのは一瞬。

継続はずっと。

継続努力の大切さを自分自身に言い聞かせる意味で、呟いてみました。

 

マインドは1日にして成らず

 

 

過去の栄光って崩れ去るの早いけど、負の遺産は長期的に残ってしまう。

そんなイメージを、私は持っています。

 

建造物を壊すのは数日だけど、ネガティブマインドを打ち崩すには数日どころか数か月、数年とかかることも。

だからこそ、マインドは1日にして成らず。

今までネガティブマインドを積み上げてきた日数の最低でも倍の日数を、ポジティブマインドで積み上げていくことが必要となります。

 

時には、ポジティブマインドを否定したくなる日もあります。

「こんなこと考えたって、良くならないよっ!」って。

そう思ってしまううちは、まだまだ継続努力が足りないのです。

 

鬱病の改善には

綺麗ごとの積み上げと、それをバカにされるだけの継続努力

が必要なのでは?

と私は思います。

 

ポジティブマインドなんて鬱症状どん底の人に言わせれば、綺麗ごとのなにものでもありませんよ。

私もそう思ってましたもん。

でも、愚直にポジティブなことを考え続けて、気分が持ち上がってくるのです。

これは私の経験からも言えることなので。

 

バカの壁を超えるには、愚直なまでの継続努力。

これが必要であると、私は考えています。

 

まとめ:弱音は吐いてもいいけど、囚われてしまってはダメ

 

人間、綺麗ごとだけではやってけないよ…

そんなことはわかっています。

綺麗ごとを叶えるための努力も必要だからです。

 

弱音を吐きたい気持ちはわかります。

それを吐くことで気持ちが楽になるのであれば、それも良いことなんでしょう。

でも、弱音を吐き続けることに囚われてしまってはダメです。

 

 

10選といいながら、プラスワンで伝えたいのがこれです。

「言葉は言霊」ということ。

このことを常に気をつけながら、ポジティブマインドを身につけて生きたい。

その方が、心も楽になるのではないか。

そう考えています。

 

あなたにとっての琴線に触れる言葉は、ありましたか?

少しでも、気持ちが楽になれるようになれば幸いです。

 

諦めないで。

あなたは、いつからでも輝ける。

あなたが、そう望むのであれば。

 

 









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