スティーブ・ジョブズの名言|人生に疲れた時こそ見てほしい言葉たち

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経年変化とマインドと

20世紀から21世紀にかけて、最先端テクノロジーデバイスを次々に生み出してきたApple。

Appleを語るに欠かせない人物、スティーブ・ジョブズ(以下、ジョブズ)のことをご存知でしょうか?

 

Apple創業者でありながら、Appleを解雇されるという不名誉を得てしまうジョブズ。

それでもジョブズは、アメリカの映像制作会社ピクサーの社長に昇りつめます。

ピクサーと言えば、『トイ・ストーリー』が有名ですよね。

はい、『トイ・ストーリー』は、ジョブズが社長の時にできたものなんです。

 

1996年12月20日、古巣Appleの倒産危機に戻ってきたジョブズ。

それからの快進撃は、もはや伝説的!

iPodやiPhoneなど、現在でも進化し続けるテクノロジーデバイスの生みの親は、何を隠そうジョブズとその意思を継いだApple社員によるもの。

 

固定観念にとらわれないジョブズの考え方や発想は、その時代の人には中々受け入れられにくいものばかりでした。

しかし、実際世に生み出されたApple製品は、我々に豊かさをもたらす物ばかり。

時代を先取りした製品たちを作り出したジョブズは、「今を生きる」ことを大切にしていました。

 

ジョブズが生前、話していたこと。

それが名言となって、今でも語り継がれています。

ビジネスマインドとして超一流なジョブズの言葉たちは、心の病を抱えている人達にも一筋の光明を照らしてくれます。

ジョブズの言葉たちは、我々にとっても名言となるべきものばかりなんです。

 

今回は、そんなジョブズの魅力的な言葉たちの中から

人生に疲れた時こそ見てほしい言葉たち

について、双極性障害と共存する私TAIGAの独断と偏見的解釈を交えてご紹介します。

あくまでも、私の独断と偏見的な解釈なので意見や批判はあるでしょうが、そこは温かい目で見ていただければと思います(笑)

 

今回、ジョブズの言葉たちについては、以下の書籍を参考にさせていただいております。


 

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愚かであることは、伸び代があるということ

 

この言葉は、ジョブズを表す言葉として有名です。

 

日本人は昔よりは和らいできたものの、今でも協調性を重んじる人種です。

他人と前ならえ。

そして、少しでも皆と違う考え方が出ると、それを多数派が数の力で排除しにかかる。

 

協調性は確かに大事です。

法律や規則などの必要不可欠なルールを逸してはいけない。

これは当たり前のこと。

 

でも、個人の考え方や人生観にまで協調性を求めるのはどうかと思います。

確かに人の生死がかかることや大怪我につながることは、多数派が守らなければいけません。

ただ、人様に迷惑をかけない考え方や発想まで否定される言われはないハズ。

自由な考え方を潰しにかかる”頭でっかちの尻ちっちゃ”的な大人がいっぱいいます。

 

 

なんでもかんでも否定したがる大人は、悲しいかなたくさんいますよね。

否定するなら「否定された人が、心の底から納得するような代替案を出せ!」って話です。

ブラックTAIGAが出てしまいました💦

すみません…

 

そんな大人は、固定観念に縛られて身動きがとれていないともいえます。

固定観念に縛られていると、それ以上の伸び代は見込めません。

結局、固定観念に縛られている人は、ある意味”愚か”です。

この”愚か”の意味は、盲目と置き換えられるでしょう。

 

ジョブズが言う「愚かであれ!」とは、盲目であれということではなくて、固定観念に縛られるなということだと私は受け取ります。

物事を大成に導く人というのは、人からは「おまえ、バカじゃないの!?」と言われ続けてきた人たち。

「できっこない」

「それは夢物語」

と罵られてきた人たちです。

 

でも、そんな人たちが成功すると、世間なんてものは手のひら返しで崇め奉ります。

人間って、手のひら返しが上手い動物ですもんねぇ(笑)

ようは、バカだバカだと言われてきた人でもひとたび成功すると、世間は文句を言えない状態になるわけです。

実績として出てますからね。

 

現存するモノやコトは、最初は奇抜な発想から生み出されてきたもの。

それが習慣化すると、いつしか固定観念にとらわれてきます。

ジョブズが言う「愚かであれ!」は、固定観念にとらわれた伸び代のない生き方よりも、発想力豊かな伸び代ある生き方を提言したものと思います。

 

だから、私はバカでいいんです。

バカだバカだと言っている人が、回り回ってバカになる日が待ち遠しいですよね!

ようは、下克上です。

でも、私は大人の対応で、自分をバカにした人をバカにはしません。

それで”盲目的愚者”との格の違いを見せつけてやる。

それが、私の下克上です!

 

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人は私のこと信じていないけど、私が信じていればいい

 

信じることは救われる。

「どこかの怪しい新興宗教か?」

と思われるかもしれませんが、信じる力は時には大きなエネルギーになって自分に返ってきます。

 

子どもの教育でも、自信を持たせる教育が今では主流になってきているハズ。

私たち40代以上の人でも、子供の頃は夢を持っていました。

でも大人になり、社会の闇を垣間見た時、自信を一気に失ってしまった。

そんな人も多いと思います。

 

たしかに自分よりも上には上の人は、たくさんいます。

でも、福沢諭吉は言いました。

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず

と。

 

人は人であって、自分は自分。

気にするのは自分であって、人ではありません。

人から何を言われようが、自分ができると信じているならできるんです。

そう信じる力が、行動力というエネルギーに向かうから。

 

信じることは、自分の可能性を広げることにもなりますが

「私が、あなたならできると信じている」

と言えば、他人の可能性を広げることにもつながります。

 

子どもの可能性を広げる親は、よくこの手を使いますよね。

いいことなんですよ。

実に、理にかなった方法なんです。

だって、子供の可能性を広げているんだから。

 

挑戦するからこそ失敗がある。挑戦しなければ失敗はないけども、進展も発展も無い

 

動かなければ、進展や発展はありません。

立ち止まっていたら、自分からコトを起こすことはないわけです。

 

他力本願で誰かがやってくれるのを、首をなが~くして待ちますか?

それも一つの選択肢ではあるものの、自分自身を裏切ることはできません。

きっと、後悔すると思います。

 

挑戦には失敗がつきものです。

そう、失敗してナンボの世界なんです。

日本人の成功者として有名な偉人たちの伝記を見ると、これでもかと失敗しているのがわかります。

「恥も外聞もなく、よく挑戦し続けることができたなぁ…」

と、そのチャレンジ精神には頭が下がります。

 

そして成功者には、一つのパターンがあります。

挑戦して失敗し続けても、成功するまで挑戦を諦めない

ことです。

 

考える女性 画像えっ…

これって、当たり前だよね…

そう思いますよね。

 

でも実際のところ、失敗を繰り返しても成功するまで挑戦を諦めないことを、当たり前のように出来ていますか?

そういうことなんです。

当たり前のことが出来ていないんです。

固定観念すら、出来ていない現実があるんです。

 

自分がやりたい、挑戦したいと思った夢を諦めてしまった人。

時には、その夢から逃げることも必要だったのかもしれません。

それは、「そういう時期だった」というだけの話。

 

もし、今でも挑戦したいことがあるのであれば、何年かかってもいいから挑戦・逃亡を繰り返して、最後は成功すればいいだけの話。

何十もの失敗は、たった一つの成功で帳消しになるのだから。

その失敗を恐れず挑戦し続ける強い思いが、自己肯定感を上げる原動力にもなるんです。

 

1000もの悪しき思考(≒ネガティブ思考)に、「NO!」という必要性

 

ジョブズが製品に向ける美意識や想いというものは、凄まじいものがあります。

軽量化、見た目のシンプルさなど、製品の使える機能が多くなればなるほど反比例する諸問題。

開発現場へ無理難題を叩きつけるジョブズ。

 

無理難題を叩きつけられた現場職員は、できない言い訳をします。

「この機能を使うのであれば、軽量化はここまでで限界です。」

「この部品を使えば、どうしても見た目が…」

そんな言い訳に片っ端から「NO!」を言い続けたジョブズ。

 

これは「固定観念からの脱却」を意味しています。

そして、否定だけではなく、ジョブズはあの言葉を付け加えるんです。

なぜできると思うかって?

私ができると信じているからだ。

これは、黄金の名言セットパターンと言ってもいいでしょう!

実際、私たちにも使えるセットパターンであります。

 

心が弱っている時、どうしても人はネガティブ思考にとらわれます。

鬱症状がどん底状態にある時、「どこからそんなに湧き上がるの?」というくらい、ネガティブ思考が出現します。

ポジティブなボキャブラリーはないのに、ネガティブのボキャブラリーだけは次から次とわんさか出てくる。

中にはありもしない、ただの予感や幻想というネガティブ思考も。

心が元気な時であれば、そんな気にも留めなかったネガティブ思考が、ゲームで言うと”大ボスとの連戦”かというほど、立て続けに襲ってきます。

 

それに私たちが立ち向かうには…

そう、「NO!」と言う武器で立ち向かうことです。

 

ぶっちゃけ、ネガティブ思考なんて1000もないでしょ?

せいぜいあって、数百です。

ジョブズが「1000ものことにNOという必要がある」と言うのだから、実際にやってみればいいんですよ。

 

そして、ネガティブ思考との連戦を「NO!」で片づけたら、最後に

なぜできると思うかって?

私ができると信じているからだ。

これで締めちゃいましょう!

 

自分自身の思考と対話することで、少しは気分転換になるかもしれませんよ♪

 

生きてる自分は過去でも未来でもなく、今を生きている

 

最先端のテクノロジーデバイスを立て続けに生み出してきたジョブズは、今という時間軸に一所懸命生きてきました。

革新的な製品を使うのは、今の人たち。

今の人たちの固定観念をいい意味で壊し続けてきたジョブズは、自身の美意識や製品に対する想いを現時点にぶつけてきました。

それが、未来につながる感動・感激を生み出す製品になったわけです。

 

過去は過去でしかありません。

よく「若い頃はできたのに…」と思うことはないですか?

私も、しょっちゅうありますよ。

もしも、鬱病や双極性障害にならなかったら、違った人生があったんじゃないか? と。

 

でもそれって、単なる結果論でしかないんですよね。

もしかしたら、鬱病や双極性障害になったからこそ、今の自分があるのかもしれないじゃないですか?

私は、そう思うようにしています。

 

過去に起こったことに囚われたって、今を生きなきゃ何も起こりません。

それって、立ち止まることよりも悪いことですよね。

引きずっているのだから足かせに。

マイナスでしかありません。

 

過去に起こったことを反省したのなら、それを今に生かすための工夫や努力が必要となるわけです。

反省し続けても無意味。

今日を一所懸命に生き続けることで、過去の反省が笑い話になり、未来の輝かしい自分につながるのですから。

 

まとめ:ジョブズの名言は、あなたの間違った固定観念をいい意味で壊してくれる

固定観念を壊す 写真

 

「鬱病の人に、頑張れという言葉は禁句」

よく言われます。

”頑張れ”って、励ましの言葉であるにも関わらず、それが禁句になってしまったら…

なんて言葉をかければいいのか、わからない…

 

かける言葉がわからず鬱病の人から距離を置くと、今度は「私のことなんて、どうでもいいんだ!」という思考に陥りかねない。

まぁ、アマノジャクと言いましょうか、駄々っ子と言いましょうか…

でもそういう、わけわからん精神状態になってしまうのが、鬱症状の怖いところなんですよね。

 

 

以前、このようなツイートをしました。

実際に私が20代中頃にかけられた言葉です。

 

「あっ、鬱の人に頑張れは禁句だったよね」

その人は、私のために言ってくれた言葉であることは、重々承知しています。

でも、何かが引っかかる。

結局、鬱症状が酷い時には、何を言われてもネガティブにとらえてしまうものです。

 

じゃあ、鬱病の人に何と声をかければいいのか?

ここまで読んでいただいた方なら、おわかりですね!

なぜできると思うかって?

私ができると信じているからだ。

これを笑顔で言ってあげればいいんです。

 

それでも鬱病の人は、疑ってかかります。

それでもめげずに、バカの一つ覚えみたいにジョブズの言葉を唱えるんです。

笑顔の女性 画像今は鬱症状がひどい時だから、信じれないかもしれない。

でも、私はできるって信じてるよっ!

 

こう笑顔で言われ続けたら…

惚れてまうやろーーーーーーー!!

ですよ、私的には(笑)

やはり、笑顔で信じてくれる人がいると、いつかは心を開くものです。

明けない闇がないように。

 

「笑顔が最初は鼻に付く」と感じるかもしれません。

鬱病の人にとっては。

でも、何回も擦り込まれると人間は学習するもんです。

本心でこの人は、自分のことを思ってくれているのかな? って。

 

もしも、あなたの近くに鬱病や心の病で苦しんでいる方がいたのなら…

ジョブズの名言が、何かを変えるきっかけになるかもしれません。

また、それは他人だけでなく、あなた自身をも変える力となる。

 

人生に疲れた時こそ見てほしい言葉たち。

ジョブズの名言は、いい意味で固定観念を壊してくれる魔法の言葉かもしれませんね!

 

 









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