スイーツ大好き40代オッサンが作るスイーツの回!
今回は
です。
私が言う堅パンの本家とは、北九州名物『くろがね堅パン』です。
堅パンは乾パンとは違い、甘さがあるハード(堅い)タイプのサブレクッキーだと、私は思っています。
どれくらいハードかと言うと・・・
下手すれば、歯が欠けてしまうくらい。
別名ハード・タック(Hardtack)といい、南北戦争時に米兵の間ではアイアンプレート(鉄みたいに堅い)と蔑称されるくらい、ホントに硬いクッキーなんです!
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堅くて噛み応え上等!
食べ応えがあり、甘く美味しい保存食としての一面もある堅パン。
そんな堅パンに近いクッキーを作りたいと思い、今回挑戦した模様をご紹介します。
※ 今回クックパッド掲載の『最強の堅パン』レシピを参考に、冷蔵庫で寝かせる時間を変更して作りました。
堅パン!もどき 材料
・ 薄力粉 ・・・ 100g
・ 卵の白身 ・・・ 1個分
・ 砂糖 ・・・ 30g
・ 塩 ・・・ 一つまみ
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堅パン!もどき 準備(使用道具・資材)
・ ハンドミキサー
・ 麺棒
・ ラップ
・ クッキングシート
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堅パン!もどき 作り方
新たなスイーツ作り。
かた〜いサブレクッキー作りをしようかなと。
別名「堅パンもどき」とでも、言いましょうか😊#40代#オッサン#スイーツ#堅パンもどき pic.twitter.com/GWXVF2UY3a— 龍造寺大雅@40代でのブログ挑戦!まだまだ4桁ブロガー (@TAIGA_RYUZOUJI) February 23, 2021
くろがね堅パンのような、あの硬さと甘さあふれる
ハードタイプのサブレクッキーを作りたい! |
その思い一心で作ることにした、硬パン!もどき。
本家「くろがね堅パン」とは原材料が違うものの、堅さだけは本家に近いものとなった今回の挑戦。
その作り方の一部始終を、ご紹介します。
※ 堅パン!もどきの作り方は、クックパッド掲載の『最強の堅パン』レシピを参考にして作っています。
STEP①:メレンゲを固めに作る
私、クッキー作りの場合、結構大雑把に作ります。
ケーキ作りのように薄力粉や砂糖・塩などは、あらかじめふるっておくことはしませんし、卵も常温に戻しておくこともしません。
ケーキ作りはスポンジを膨らませる関係上、気を遣っています。
しかし、クッキーは手でこねて作るため、そんなに気を遣わなくても失敗が少ないのです。
今回のメレンゲ作りに使う卵は、冷蔵庫から取り出した直後のものを使いました。
使うのは卵白のみなので、卵黄は牛乳にまぜて美味しく飲み干しました(笑)
さて、メレンゲ作りは
・ 卵白
・ 砂糖と塩
を混ぜ合わせて作りますが、はじめから全てを混ぜてはいけません。
初めは卵白だけをハンドミキサーで泡立てます。
これでもかというくらい、結構しっかり。
1~2分ほど泡立ててると、それ以上泡立たなくなるので、それから砂糖と塩を3回に分けて、入れては泡立てるを繰り返します。
5分ほども泡立てたら、固めのメレンゲが完成。
このメレンゲが、本家堅パンの堅さに近い食感をもたらすのです。
まぁ、本家に卵は入っていないんですけどね💦
STEP②:できたメレンゲに薄力粉を入れ、粉っぽさがなくなるまで手でこねる
卵の白身を泡立てながら、砂糖と塩を混ぜて作った硬めのメレンゲ。
それに薄力粉を混ぜて作ります。#40代#オッサン#スイーツ#堅パンもどき pic.twitter.com/DkBBnzcmIm— 龍造寺大雅@40代でのブログ挑戦!まだまだ4桁ブロガー (@TAIGA_RYUZOUJI) February 23, 2021
メレンゲを作ったボウルに薄力粉すべて投入!
そのまま、手でこねていきました。
粉っぽさがなくなるまで、根気強く。
生地的にも「弾力がある生地」という感想。
艶も良さそうです。
STEP③:こねあがった生地をラップで包み、冷蔵庫で半日寝かせる
手で混ぜ合わせました。
弾力のある生地に。これをラップでくるみ、冷蔵庫で約半日、明日の昼頃まで寝かせます。#40代#オッサン#スイーツ#堅パンもどき pic.twitter.com/Yr5XoVMFmL
— 龍造寺大雅@40代でのブログ挑戦!まだまだ4桁ブロガー (@TAIGA_RYUZOUJI) February 23, 2021
こねあがった生地はラップで包み、冷蔵庫で半日寝かせました。
クックパッドのレシピでは、冷蔵庫での寝かせは1時間となっていますが、私は半日寝かせてみました。
まぁ、急いで作るまでもなかったので、のんびりと。
STEP④:半日寝かせた生地を麺棒で厚さ5㎜にのし、成形する
昨夕から冷蔵庫で寝かせていた生地。
麺棒でのして、整形します。#40代#オッサン#スイーツ#堅パンもどき pic.twitter.com/cfCVJ20uZu— 龍造寺大雅@40代でのブログ挑戦!まだまだ4桁ブロガー (@TAIGA_RYUZOUJI) February 24, 2021
半日、冷蔵庫で熟成(笑)させた生地。
これを麺棒で厚さ5mmにのし、成形していきます。
堅パンが堅くなるには、生地の材料も影響しますが
✓ 生地の厚さ
✓ オーブンでの焼成加減
にも左右されます。
堅パンが硬くなる要因として
があると思います。
本家くろがね堅パンは、食欲そそる両面同色のこんがりきつね色に焼き上がっています。
しかし、その乾燥焼きが自宅では中々難しい・・・
だからこそ原材料を一部変えてみたり、生地の厚さや焼成温度を加減して、自宅での堅パン作りを成功に近づけるわけです。
天板に乗せるまでに、どうしても形が崩れてしまいます😓
今度から、成形時にクッキングシートを敷いてやります💪これからオーブンで30分焼きます。#40代#オッサン#スイーツ#堅パンもどき pic.twitter.com/gWwPiexpiU
— 龍造寺大雅@40代でのブログ挑戦!まだまだ4桁ブロガー (@TAIGA_RYUZOUJI) February 24, 2021
今回の反省点。
それが、生地をのしてから天板に移すまでに、形が崩れてしまうこと。
今度成形する時には、あらかじめクッキングシートを敷いた状態で生地をのせば、うまくいくと思います。
5mm厚でのした長方形のものと、生地の半端を厚さは適当に手のひらで成形した2種類を焼成しました。
すると焼成後に、面白いことがわかったのです!
STEP⑤:オーブンで焼く → 焼成後、荒熱を取り完成
オーブンは200℃で15分予熱しておき、その後成形した生地を180℃で30分焼きました。
出来上がったのがこちら。
オーブン焼成後。
写真上部の長方形のものは、硬さが堅パンに近いものとなりました✌🏻しかし味は、まだまだ改良の余地あり🤔
本家の堅パンを目指して、レシピを改良しようと思います😊#40代#オッサン#スイーツ#堅パンもどき pic.twitter.com/IpIOgzdML5— 龍造寺大雅@40代でのブログ挑戦!まだまだ4桁ブロガー (@TAIGA_RYUZOUJI) February 24, 2021
写真上段、麺棒で5mm厚にのしたものは、表面がこんがりきつね色に。
しかし写真下段、手のひらで成形したものは、表面白っぽくなっています。
実は手のひらで成形したものは、5mmよりも厚い生地。
でも、2~3mm程度の誤差しかないのです。
この2~3mmの生地の誤差が、焼成に影響を与えることがわかったのです。
堅パンを作るなら、生地の厚さは5mmで!
これが成功の近道です。
堅パンは焼成直後よりも、冷めた状態の方が堅くなります。
そのため粗熱を取り、1時間ほど常温で放置してから食べると、本来の堅さを味わうことが可能に。
堅すぎて、食べれない・・・ |
という人は、牛乳やコーヒーに漬けて食べたり、5日ほど常温で放置し、湿気らせてから食べると良いでしょう。
本家くろがね堅パンを初めて食べた時の感動。
食べ物の中でも非常に硬い歯ごたえと、程よい甘さ。
その再現を自宅で目指し、挑戦した『堅パン!もどき』。
結果は
というものでした。
もしも
自宅での堅パン作りに成功したよ~♪ |
という経験者の方がいれば、お問い合わせフォームから情報提供いただけると嬉しいです。
これからも当ブログでは、本家くろがね堅パンのクオリティーを目指し、『堅ぱん!もどき』作りに挑戦していきます!
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