昨晩、私ごとながら久々に熱発しました💦
なんか、身体が寒くて関節痛いと思ってたら…
熱発してました😱普段ならこの熱見ただけでガオるのに、具合悪すぎて動けないということもなく…
今も普通に入浴してるし。
でも長風呂はやめて、ちゃっちゃとでます😅カソーダパックも今晩はお休みです😓 pic.twitter.com/jwsHF1dkJv
— 龍造寺大雅@40代でのブログ挑戦!まだまだ4桁ブロガー (@TAIGA_RYUZOUJI) December 3, 2020
介護福祉士時代のクセで、”発熱”のことを私は「熱発」と言っております。
普段であれば37度の熱になったら、身体の具合が悪くなり寝込むパターンなのですが…
昨日はそれほど具合が悪いわけではなく、身体の寒さと関節痛が主な症状だったので入浴しました。
今朝起きて検温したら、おかげさまで36.6度と平熱まで下がっておりました。
まぁ、まだ身体のダルさは残っておりますが…
今日は無理せず、過ごしたいと思います。
さて、私の近況はこのくらいにして。
みなさんは発熱した時の入浴を、どのようにお考えでしょうか?
あり派ですか?
それとも、なし派ですか?
中年男性の意見 |
自分は”なし”派。
熱ある時は厚着して布団に入り、どんどん発汗させて熱下げてたなぁ。 昔は「風邪をひいているときは、お風呂に入ってはダメ」と言われていたし… |
若い女性の意見 |
私は”あり”派。
37度台の熱だったら、入浴して身体を温めながら発汗させるけどね。 さすがに38度超えたら、入浴はしないけど。 |
発熱時の入浴ありなし論争。
どちらにも言い分はあるようですね…
発熱時の入浴あり派の考え
風邪は汗をかいて治すのが手っ取り早いと思ってる。
だから入浴して発汗するのは理に叶ってると思うんだけど…
汗処理も身体洗えば済むから、一石二鳥じゃない?
適度な入浴は新陳代謝を活発にし、回復の助けになると聞いたことがある。
(子供の)咳があまりにも激しい時は、身体が温まると余計に咳が出るので、我が家では入浴はさせてません。
逆に乾いた咳が長引いているとか鼻づまりのようなときは、お風呂の湯気のスチーム効果で楽になることがあります。
お風呂は温度が高いと体力を奪うので、少しぬるめにして長湯をしなければ大丈夫かと。
昔は「発熱のある時は入浴はしないように」と言われてきたけど、今ではお医者さんでさえ「熱があってもお風呂に入るのは構わないですよ」と言われた人がいるのを、ネットで見たことがある。
発熱時の入浴あり派の意見としては、体調と相談し、お風呂の入り方を考えさえすれば大丈夫というものが多数あります。
そして、今ではお医者さんでさえ、発熱時の入浴を肯定しているという意見。
医者が言うならねぇ…
では、入浴なし派の考えも見てみましょう。
発熱時の入浴なし派の考え
入浴はただでさえ体力消耗するのに、発熱して身体が弱っている状態で入るのには抵抗がある。
昔から親に「風邪をひいているときは、お風呂に入ってはダメ」と教えられてきて、現在に至る。
発熱時の入浴は、あまりお勧めできません。
発熱時の発汗で脱水傾向になっていますと、入浴によって末梢血管が拡張したり、発汗が加速して脱水傾向が進行し、血圧低下を招くことがあります。
めまいや立ちくらみ程度ならいいですが、意識を失うと事故につながることもあります。
解熱して、十分な補液とナトリウムの補充をして、脱水を改善してからの入浴が良いです。
短時間のシャワーくらいにしておくほうがいいです。
発熱時の入浴は避けていただくほうが良いです。
発熱時は発汗したり末梢血管が拡張して、熱を放散して体温を下げようとしています。
そこで入浴すると、さらに発汗したり末梢科血管が拡張して、脱水傾向になったり、血圧が低下したりします。
血圧が低下しますと、めまい・立ちくらみ・嘔気など低血圧症状がでます。
最悪、意識を失って思わぬ事故につながることもあります。
まずは血圧を測定して、低下しているようなら十分な水分を補充してください。
《熱があるとき》
熱が出るという状態は体内でウィルスと身体が闘っている状態です。
この時には思った以上に体力を使います。
そして、入浴も体力を消耗します。
無理して風呂場で倒れたりすると大変なことになります。
ですから発熱時は体力面からも、入浴後に身体を冷やして症状を悪化させる懸念からも避けた方が良いでしょう。
しかし発熱時は汗も多いし、新陳代謝も激しく汚れやすいです。
汗をかいたらこまめに、お湯で濡らしたタオルで身体を拭いたり、お尻だけシャワーで洗うなどして、清潔を保つようにしましょう。
《熱が下がったら》
熱が下がってから1日ほど様子を見てから入浴したほうが、熱のぶり返しは少ないです。
一般的には発熱がなくなって2日後から他の人への感染も可能性が低くなります。
身体についたウィルスを洗い流すのは、感染予防につながります。
ただし、長時間の入浴や湯冷めには注意しましょう。
発熱時の入浴なし派の意見は、どれも説得力のあるものばかりです。
その他の意見では
わざわざ発熱してるときに無理して入浴しなくても、1~2日風呂入らなかったぐらいで死ぬわけでもないし。
という説得力が飛び抜けた、そもそも論まであります(笑)
ごもっともな意見ばかりですよね。
あり派の意見は”発熱のみ”に焦点をあてているのに対し、なし派の意見は”発熱によって引き起こされる症状”までをも考えているふしがありますよね。
こうなると、発熱時の入浴あり派となし派を討論させた場合、なし派に軍配があがりそうですが…
肝心の医師の見解は、どうなんでしょうか?
発熱時の入浴、医師の見解は?
さて、発熱時の入浴ありなし論争に終止符を打つべく、医師の見解はいかに?
気になる医師の見解は、次のとおりでした。
【参考、引用】
【livedoorNEWS『風邪やインフルエンザのときは入浴NGなのか医師が説明「問題ない」』】
【EPARK Medicalook『風邪のときのお風呂|家族にうつる?適温は何度?シャワーは冷えに注意!』】
風邪って発熱のほかに、鼻水・咳・喉の痛み・悪寒・関節痛などの症状が総合的に出ます。
症状が発熱のみで、あとは特に問題ないようであれば、自己判断で入浴して構わないということなんですね。
ただ、高熱の場合は脱水症状や、急なめまい・ふらつきなどにより卒倒してしまう可能性もあるため、無理して入浴するのは避けるよう医師も助言しています。
発熱といっても、平熱が低い人もいれば高い人もいます。
私の場合、自分自身は37度到達時点で発熱と考えていますが、人によっては37度台が平熱の人もいるわけです。
あくまでも目安としてですが、38度以上の熱の場合は入浴を避けた方が良いとの意見が多くあります。
まぁ、38度超えれば頭痛があったり、吐き気があったりしますからね。
そういう発熱のみではなく複数の症状が出ている場合、入浴は避けた方が無難。
発熱がなくても複数の症状が出ていれば、入浴は避けた方が良いでしょう。
医師としては、必ずしも入浴を否定しているわけではないということ。
ではなぜ「風邪をひいているときは、風呂に入っちゃダメ」と言われてきたのでしょうか?
このことについても、医師が触れています。
昔は銭湯を利用する人が多かったり、家の脱衣所が寒かったりして、湯冷めをしてしまう可能性が高かったため、風邪をひいたときは風呂に入らないように言われていたのでしょう。
そういえば、発熱時の入浴なし派の考えでも、湯冷めのことに触れられていましたもんね。
入浴の仕方についても気をつけてほしい点がいくつかあるので、次から見ていきましょう。
入浴時の注意事項
お風呂の温度は高すぎると、心臓や肌の負担に。
逆にぬるすぎれば身体が冷えることになるので、お風呂の温度は40~41度くらいが適温とされています。
入浴により咳や鼻水の症状が緩和されたり、血行が良くなることもありますが、長湯はのぼせや疲れの原因に。
あまり長い時間の入浴は避けた方が良いとのことです。
風邪のウイルスは、高温多湿では生存できないため入浴場所で風邪をもらってしまう可能性は低いものの、ノロウイルス・ロタウイルスなどのウイルス性胃腸炎は別。
保菌者と一緒の入浴やその後の入浴で感染する場合があるので注意!
ウイルス性胃腸炎を発症している場合は、入浴を避けた方が無難です。
もし、感染者が入浴を望む場合
● 次に誰も入らないお湯(一番最後のお風呂)に浸かる
● シャワー浴をする
のであれば大丈夫とのこと。
ただし、そのあとはしっかり浴槽周辺、イス、洗面器などをしっかり次亜塩素酸ナトリウムで除菌及び掃除してから、次の人が入るようにしなければいけません。
次亜塩素酸ナトリウムについては、こちらもあわせてご覧ください。
シャワーの注意事項
発熱し、熱が上がりきって汗をかいたときは、そのままだと気持ちが悪いもの。
サッとシャワーで汗を洗い流すのは構いませんが、その後、身体が冷えないようにしなければいけません。
浴室を出た後は、すぐに着替えや髪の毛を乾かしてください。
シャワー浴だけでは、なかなか身体は温まらないもの。
身体を温めたいのであれば、シャワーだけよりも入浴した方が良いでしょう。
脱水症状に注意
風邪やインフルエンザ時の入浴を構わないとしている医師でさえ、脱水症状の危険性について注意喚起しています。
人体というものは発熱し高温となった身体を冷やすために、発汗する機能が備わっています。
ただでさえ入浴すれば、水分は失われていきます。
それに加え、発熱で余計に発汗をうながされた身体は脱水症状になりやすい状態に。
入浴前後には、十分な水分補給が必要となります。
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自家製ジュースの作り方や効果については、こちらもあわせてご覧ください。
まとめ:発熱時の入浴は、身体の調子と相談して無理せずに
発熱時の入浴ありなし論争。
医師の見解では
入浴しても構わないけど
全身症状を考えて、入浴できるかどうかを判断してね! |
ということでした。
「熱が何度あるか?」ということだけではなく、全身の症状を見て入浴できそうなら入ればいいし、無理なら入るのは避けるということなんですね。
発熱時の入浴は、身体の調子と相談し無理せずに。
入浴前後の水分補給や、入浴後、身体を冷やさないことにも注意しましょうね!
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