う~ん・・・
目覚まし鳴ってる。
起きなきゃな・・・
あれっ、スヌーズ設定!?
ヤバっ、もうこんな時間!!
早く支度して出勤(または登校)しなきゃ、遅刻しちゃう💦
みなさんは、こんな生活を送っていませんか?
時間にゆとりのない生活を続けていると、最悪の場合、病気になってしまいますよ・・・
朝に思い当たる3つの出来事
寝坊した時、あなたの様子を起床時から思い浮かべてください。
いつも早起きという方は、「自分が寝坊したらこういう風になるのかな」と想像してみてください。
② 早く準備を済ませ、出発しなきゃと焦る
③ 会社や学校に到着するまで焦る
起床後、会社や学校に到着するまで、ずっと焦っている状態ではないですか?
「焦る」という言葉について、辞書で調べてみると
早くしなければならないと思っていらだつ。気をもむ。落ち着きを失う。気がせく。
とあります。
この「焦る状態」自体が、心にゆとりがないことを意味していますよね。
ちなみに、焦るの対義語は「落ち着く」。
動揺・混乱などがない状態が続くこと。
を意味しますよね。
「落ち着いている状態」は、心にゆとりがあるとも言えます。
何事も適切な”ゆとり”のある方が、うまくいきます。
クルマのハンドルやクラッチ・ブレーキなども、”ゆとり”と呼べる適切な”遊び”があるのは、ご存知でしょう。
少しでも動かしただけでガッチリ効いてしまうと、急ハンドル・急ブレーキとなり、逆に危険。
また”遊び”があり過ぎても、これまた危険です。
なかなか、ハンドルやブレーキが効かない状態ですからね。
適切な”遊び”や”ゆとり”は、物事には大事なことなんです。
時間のゆとりが心のゆとりに直結する理由
「時間」が起因し、「焦る」または「落ち着く」状態が、「心」に直結する。
ではなぜ「焦る」状態は、心にゆとりがないのか?
それは、焦りが引き起こす”緊張感”にあります。
焦りが引き起こす”緊張感”が、良くも悪くも起爆剤に
緊張感は良くも悪くも、物事を始める起爆剤になります。
程よい緊張感は、仕事や勉強の効率を上げ、結果も良い方向に向かうことが多々あります。
逆に過度の緊張感は、パフォーマンスを下げるどころか、しまいには病気を引き起こすことも。
考えてもみてください。
職場の雰囲気は、いつもピリピリムード。
仕事では、上司に怒鳴られっぱなし。
ビクビクしながら、上司の顔色をうかがう毎日。
上司に声かけられるだけで、身構えてしまう自分。
相談したいけど、同僚自体がライバル同士。
弱みを見せると、つけ込まれる。
喰うか喰われるかの世界。
そんな世界で、あなたは普通にやっていけますか?
よほど心臓に毛が生えている人でもない限り、遅かれ早かれ精神的にやられてしまいますよね。
過度な緊張感は、ストレスを増幅し、病気の起爆剤になりかねません。
焦りは、緊張感を生みます。
寝坊した時の朝の焦りは、緊張感だらけですよね。
どうしよう、寝坊した。 (+ストレス)
どうしよう、遅刻する。 (+ストレス)
どうしよう、怒られる。 (+ストレス)
どうしよう、どうしよう・・・ (+ストレス・・・)
焦れば焦るだけ緊張感とともに、ストレスが積み上がっていきます。
それだけではありません。
不安も募っていくのです。
不安が募ると、余計な考えに囚われてしまいます。
普段は気にも留めないことを、気にしてしまう。
気になってしまうからこそ、心のゆとりがなくなってしまうことに。
時間が起因する焦りには、そんな悪循環があるのです。
早起きが、その日一日のゆとりを支配する
時間が起因する焦り。
これを防ぐためには、どうすれば良いのか?
それは「時間のゆとり(時間的余裕)を作ること」です。
時間のゆとりを作るには、色々な方法があります。
・ 10分前行動
・ 今やるべきことと、やらないことのタスク管理
などなど、人によっても方法は様々。
その中でも「早起き」は、その日一日のゆとりを支配すると言っても、過言ではありません。
早起きは言わば、その日一日のスタートダッシュなワケですよ。
競艇で言えば、スタートダッシュを早く切れれば、1~3着の入賞はほぼ確定と見込めます。
それだけスタートダッシュって、重要なんですよね。
寝坊したその日一日を、想像してみてください。
時間を有効活用できなかった日は、なんかパッとしないですよね。
では、早起きした日はどうでしょうか?
時間のゆとりが落ち着きを生み、時間を有効活用できた気になりませんか?
それだけではありません。
早起きによって、心境の変化を感じませんか?
相乗効果で起きる嬉しい出来事
早起きによって時間的余裕ができると、やりたいことが増えませんか?
普段できなかったことが、時間的余裕があるからこそできる。
早起きは、時間のゆとりや心のゆとりだけではなく、やる気も引き出してくれるのです。
成功者に早起きの人が多いのも、うなづけます。
成功者は仕事の努力もさることながら、自己能力開発のために日々勉強しています。
日中は仕事に拘束されてしまう中、どうやって勉強の時間を作り出すのか?
早起きして、勉強時間を捻出しているんですよね。
しかも、人間の脳の構造上、起床後の状態の方が情報を取り込みやすいことが知られています。
人間は寝ることによって、一旦情報をリセットします。
リセット直後の状態が、起床後の状態。
寝坊して身支度に頭をフル回転させるよりも、早起きして勉強のために頭をフル回転させる方が、理に叶っています。
早起きがやる気を引き出す。
やる気が自己を高め、ゆくゆくは成功者に躍り出る日も、そんな遠くはないかもしれませんよ。
時間のゆとりを生み出すために、今日からできること
時間のゆとりを生み出したいのなら、どうすればいいか?
今日からできる、簡単な方法を教えちゃいます!
それは「22時まで就寝」です。
えっ!? 起きる時間ではなく、寝る時間の設定でいいんですか? |
成功者の早起き法などを見ると、「朝4時起きが良い」とされているものが多くあります。
でも、いきなり「明日から朝4時に起きましょう」と言って、すぐに起きれますかね?
習慣が無い人には、たぶん無理でしょう。
できたとしても、良くて三日坊主。
長続きはしません。
何が何でも翌朝4時に起きるのではなく、今日22時までに寝るのを習慣づけた方が、長い目で見て早起きしやすくなります。
しかも睡眠時間の平均は、個人差もありますが6時間ほど。
22時に寝たとすると、朝4時には起きれる計算です。
もし勉強を遅い時間までやっている人がいれば、朝の時間に変えましょう。
脳へ取り込む情報量が向上するばかりか、電気代の省エネにもつながります。
また、寝不足で体調を悪くしている人も、22時まで就寝がオススメです。
22時に寝て朝6時に起きれば、8時間は睡眠時間を確保できます。
毎日8時間睡眠を続ければ、寝不足の解消に。
寝不足が解消されれば、自然と早起きができるようにカラダが適応していきます。
寝不足解消のため22時に寝ていたものが、今度は自分のやりたいことをするため22時に寝るという目的に変わるのです。
病気や不調のために行った習慣が、バイタリティー溢れる豊かな生活の基本になっているのは、良くあること。
運動や生活習慣の見直しがそうですよね。
22時まで就寝の習慣が、早起きグセをつけることに。
早起きグセがつくと時間のゆとりができ、心のゆとりへとつながります。
心のゆとりがないと感じている人は、ぜひ「22時まで就寝」を習慣づけてみてくださいね。
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