レザークラフト初心者向け製作手順を紹介!私が使用する道具もね

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経年変化とレザークラフトと

久しぶりに時間ができたので、レザークラフトのサンプルを作っておりました。

 

サンプル作って納得できたら、商品として正式に作っていきます。

 

さて今回は、これからレザークラフトを始めようとしている方に、レザークラフトの小物を作るためのメインとなる製作手順と私が使用している道具について、少しずつご紹介します。

 

レザークラフト初心者向け製作手順を紹介!私が使用する道具もね

では、型紙の輪郭を革に写して切っていくところまでを紹介します。

 

なお、やろうと思えばダイソーなどの100均商品でも代用することができますので、そこのところもご紹介します。

 

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メインとなる製作手順と使用道具

製作手順と使用道具について説明します。

 

①丸ギリで型紙の輪郭を革に罫書く

 

丸ギリ 写真

【TAIGA所有 クラフト社の丸ギリ】

 

 

初心者の方でレザークラフトを楽しみたい方は、ダイソーにアクセサリー小物を作るキットを売っています。(小さいカバン、帽子、革靴の3品は、私も購入してキット見本として所有)

また、ネットで「レザークラフト 型紙」などで探すと、型紙をネットにUPしている方もおります。

自分で作って使用する分には、ネット上にUPされている型紙を使用しても問題はありませんが、ネット上にUPした型紙にも著作権があるので、商品として販売することはできません。(著作権フリーとなっているものを除く)

 

なお、型紙を作る際、私が行っていることをご紹介します。

ネットや本などに掲載している型紙を、コピー機やプリンタで印刷
印刷したものを、ダイソー等で工作用紙(厚紙)が売っているので、それにシワなしピット(糊)を使い貼り付ける
型紙の輪郭にそって、カッターで切る

これで型紙ができます。

 

私のオススメは、コピー機やプリンタで印刷した型紙を工作用紙などの厚紙に張り付ける際にシワなしピットを使うことです。

水溶性糊などを使うと、厚紙に張り付ける際に糊の量によって段差ができることもあるため、私の場合はシワなしピットを印刷した型紙の裏側から輪郭線にそって塗ります。

あとは、型紙の大きさにあわせて×(バッテン)をシワなしピットで描き、それを厚紙に張り付けます。

 

張り付けた後は、型紙の余白部分などを版画で使うバレンのように使い、型紙と厚紙を圧着させます。

きちんと圧着させた方がカッターで切りやすくなります。

なおカッターについては、100均のカッターを使用しています。

 

型紙作るのを手順にするのも、結構あるんですね…

しかし、型紙作るのはレザークラフト製作において「手順0」と私は思っております。

レザークラフト製作の前準備ですね。

 

さて、レザークラフトで一番最初に行うことは、革パーツを準備することです。

そのためには、革に型紙をあて、丸ギリ(※目打ちや罫書き針でも可)で型紙の輪郭を革に罫書かなければなりません。

 

ダイソー商品であれば、目打ちで代用できます。

目打ち買うのももったいない方は、インクの出ない細ボールペンでも良いです。

なんなら、インク出る細ボールペンでも、自分で使う作品作るなら全く問題なしです。

 

革はレザークラフト専門店や革を扱っている手芸屋さんなどで購入できます。

始めのうちは、革の端切れを安く売っているところで購入するのをオススメします。

 

 

②ゴム板を敷き、革包丁で罫書いた線上を切っていく

 

ゴム板 写真

【TAIGA所有 クラフト社のゴム板 大 220×300mm】

 

 

革包丁 写真

【TAIGA所有 クラフト社の革包丁 秀次(碧極上) 巾39mm】

 

 

型紙の輪郭を革に罫書き終えたら、革の切り出しです。

革の切り出しには、私は革包丁を使っているため、下に敷くのもゴム板の大を使用しています。

 

ちなみに、2枚目の革包丁写真に写っている革包丁ケースは、私が自宅にて初めて作ったレザークラフト作品です。

その前に、レザークラフト体験を手芸屋さんで行っており、その時に小銭入れを作りました。

 

100均で代用するなら、カッターとカッターマットがあれば、厚さ1.5mmくらいの革であれば問題なく切れます。

革が厚くなると、何回かカッターで切れ込みを入れないといけませんが、できないわけではありません。

 

革包丁を使うのであれば、カッターマットではなくゴム板を使用したほうが、革包丁にも優しいですし、ゴム板は厚さが2cmあるので切断されることはありません。

カッターマットの場合、切れる革包丁であれば切断されてしまうことがあります。

 

レザークラフターの中でも、カッターを使う人と革包丁を使う人で別れますが、私がレザークラフトの体験で習った手芸店では、革包丁をオススメされたので革包丁を使っております。

なんか革包丁使った方が、職人さんって気がしますよね!

私、恰好からなんでも入る人なので(笑)

 

しかも、革包丁だと革の厚さを薄くするために、革を漉く(すく)こともできます。

カッターでは、まず革漉きはできません。

なので、本気でレザークラフトをするのであれば、革包丁とゴム板の大は必要不可欠といえます。

ゴム板も大きさが大・中・小とありますが、最初のうちは大だけあれば事足ります。

 

ただ、革包丁は慣れるまでは難しいです。

きちんと切れるように砥がなければならなかったり、切れない革包丁を使うと怪我の元にもなります。

革の厚さによっては、切れない革包丁を使うと切ってる途中で革に引っかかってしまし、変に力を入れて革から外れ、手や身体を切ってしまうなどの怪我につながる可能性が高いのです。

そのため、革包丁の手入れは必須であり、切れる包丁は切れる包丁で危険で、指を切り落とすこともあります。

これ、マジです。

なんせ、厚さ5mmとかの革も切っていくのが革包丁なので。

 

最初のうちは、お金をかけずにカッターとカッターマットを使い、革パーツを切り出すのも良いでしょう。

お金に余裕ができ、本気でレザークラフトやろうと思っている人は、革包丁をチャレンジするのをオススメします

 

 

今回はここまで。

実際のレザークラフト手順を文字で起こすと、結構な量になりますね。

次回以降に、切り出した革パーツをゴム糊使って張り付けたり、糸を縫い付けたりする手順をご紹介していきます。

 

唐突ですが、次回記事UPするまでの宿題を出します(笑)

私が本日作っていたサンプルは何になるでしょうか?

一部だけお見せします。

 

サンプル 写真1

 

サンプル 写真2

 

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