レザークラフトするなら最低この道具は必要!オススメされた道具

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経年変化とレザークラフトと

レザークラフトの製作工程について実際に文字で起こしてみたことがあるのですが、かなりの工程があることがわかりました。

製作に慣れてくると、大した工程やっていないように錯覚するんでしょうね。

私はもう一連の流れとして淡々とレザークラフトやっているので、苦になりません。

 

元々、革製品のことが好きで始めたので、完成に近づいていくのを目で見て、手で実際に触っているうちに、達成感に浸ることができます。

自分で作ったものなので愛着もわきますし、人にプレゼントして大事に使っていることを聞くと「作ってよかったなぁ」と思います。

 

何事もそうですが、継続して物事に取り組むと上手になります。

例として、私の処女作、レザークラフト経験が1年目くらいの時、2年目くらいの時に作ったコインケースとそれぞれについて見てみましょう。

 

【コインケース 処女作】

コインケース 処女作 写真

 

 

【コインケース 経験1年目くらい】

コインケース 経験1年目くらい 写真

 

 

【コインケース 経験2年目くらい】

コインケース 経験2年目くらい 写真

 

 

コインケース処女作とコインケース1年目・2年目くらいの型紙は、別のものになります。

 

処女作は、地元の手芸屋さんにて体験で作ったものなので、刻印は打っておりません。

経験1・2年目のものは自宅にて作ったもので、刻印を打ったりカービングしたりしています。

写真を見てもわかるとおり継続してやっていくと、レザークラフトも上達しているのがわかります。

 

コインケースなどの小物は、初心者でも比較的簡単に作ることができちゃいます。

ただ、レザークラフトをするには専用の道具が必要となります。

 

私がレザークラフト体験した後で、その手芸屋さんにて必要な材料や道具を購入したら、4万円以上飛んでました。

最初から一気に道具を揃えようとすると、私が今所有している道具類で考えて15~20万円くらいにはなってしまいます。

 

結構、レザークラフトの道具は高いんです。

最初から一気に揃える必要はなく「この作品作るのに必要な道具はこれだから、買いにいこう」と作品を作っていくうちに連れて、今所有している道具類が揃ったという感じですね。

 

レザークラフトをこれから始めたい方は、私が作った「コインケースの処女作」を作るのに最低必要となる道具から購入してみてはいかがでしょうか?

道具を所有することで気合が入りますよ!

 

私が実際に処女作を作った際に、講師の方からオススメされた道具を今回ご紹介します。

 

 

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レザークラフト体験で講師の方からオススメされた道具

レザークラフト体験した際に講師の方からオススメされた道具を、使い方と一緒にご紹介します。

 

道具 写真1

 

下から

フェルト

ヒシ目打ちや刻印などの穴あけや打刻等で木槌を使う際の音を軽減してくれます。

それでも音が大きく騒音となるため、TAIGA家では打刻や穴あけは朝の7時半から遅くても夜の19時半までと限定して行っています。

 

大理石

カービングや打刻を行う際に、大理石の上に革を置いて行います。

 

ゴム板

革を切ったり、ヒシ目打ちやハトメ抜き等で穴あけする際に重宝します。

 

ゴム板はレザークラフトには必須道具であり、最初から購入すべき商品です。

大きいサイズのゴム板を購入しておけば、まず大丈夫です。

 

道具 写真2

 

右から

木槌 タイコ

ヒシ目打ちやハトメ抜き、ホック打ちなどを叩く際に使用します。

木槌を最初オススメされましたが、現在では革槌(革で出来ている槌)を私は普段使用しており、ジャンパードットやホック打ちの際にのみ木槌を使用しております。

 

ちなみに革槌だと、木槌の4倍くらいの値段になります。

職人さんが革槌使っているのを見て、欲しくなって買っちゃいました。

私、恰好から入る人なので(笑)

 

でも、革槌を使ったら革槌のこと好きになりますよ。

なんせ、革で出来た道具ですからね。

 

ヒシ目打ち(4本、2本、1本ヒシ目打ち 巾2.5mmと2.0mm)

糸縫い用の穴をあけるための道具です。

穴の形が菱型になることから菱目打ち=ヒシ目打ちと呼ばれています。

 

目打ちと目打ちの間隔により種類が数種あり、私が使っているのが

巾2.5mm(目打ちと目打ちの間隔が5mmピッチのもの)
巾2.0mm(目打ちと目打ちの間隔が4mmピッチのもの)

の各種目打ちの数が4本、2本、1本のものを持っているので、全部で6本になります。

 

ヒシ目打ちは、作るレザークラフト作品の大きさによってヒシ目巾を変えるのですが、私は通常使っているのが巾2.5mm(5mmピッチ)のものを使っており、巾2.0mm(4mmピッチ)のものは余程のことがない限り使用しません。

最初は巾2.5mm(5mmピッチ)の4本、2本、1本ヒシ目打ち計3本だけで十分だと思います。

 

 

道具 写真3

 

左から

ブラックディバイダー

革の縁から〇〇mmという、縁に対して同じ間隔で平行線を罫書くためのものです。

 

丸ギリ

実は丸ギリ、使い勝手の良い道具なんです。

通常は、革に型紙を罫書く際に使用するのですが、穴をあけたり手縫い失敗した時の糸出しなど、様々な場面で使うことがあります。

この丸ギリもできればレザークラフト専用のものを買った方が、使う場面も多いし長持ちします。

 

ローラー

革を貼り合わせる際、貼り合わせ面同士を圧着させるのに使用します。

 

革包丁

革をカットしたり、漉いたり、貼り合わせ面の段差をならすのに使用します。

革包丁の代わりにカッターを使う方もいますが、最初から革包丁で慣れていた方が良いと私は講師の方に言われたので、そのとおりに購入しました。

 

革包丁を使っている方が職人みたいですよね(笑)

でも、後になって講師の言っている意味がわかったのですが、カッターだと革を漉く(革を薄くする)作業には向かず、革包丁だと漉くこともできるんです。

 

ただ、革包丁はお手入れしなければ切れ味が悪くなるので、砥ぎ石や革砥、油などが必要になってきます。

 

 

道具 写真4

 

左から

ジコラヘラ 40mmと20mm

ゴム糊やトコノールを革に塗る際に使用します。

ジコラヘラは、40mmと20mmの両方を持っていた方が作業効率良いです。

 

ガラス板

通常は、トコノールを床面に塗ったあとに磨くために使用します。

それ以外では、革を漉く際に革の下にガラス板を敷いて漉くと、革包丁が滑りやすいというのがあります。

 

コーンスリッカー

革の縁にトコノールを塗って磨く際に使用します。

革の縁を磨くことを「コバ磨き」といいます。

4つの大きさの溝があるので、革の厚さに応じて溝の穴を使い分けます。

 

使い方によっては溝だけでなく、持ちて部分やコーンスリッカーの頭の半球状のところを使用して磨くこともできます。

 

へりおとし

革の縁(へり)を落とすために使用します。

堅い革だと、革の縁を落とさないと思わぬ怪我につながる可能性もあります。

 

また、コバ磨きをしやすくするには縁を落とさなければならないこともあり、革をパーツごとに切った際、へり落としをすることが多いです。

 

 

道具 写真5

 

左から

サンドスティック 荒目

革の縁や貼り合わせ面をならすために使用するヤスリです。

表と裏でヤスリの目の粗さが違うので、用途によって使い分けできます。

 

NTドレッサー平面型

主に、のりしろ部分を荒らすために使用するヤスリです。

結構、重宝します。

 

手縫針 丸針 太

糸を手縫いする時に使用します。

私は太い手縫い針を使用しています。

 

それでも糸通し部分が使用していくうちに連れて折れてしまうので、手縫針は消耗品として考えていた方が良いです。

 

ハトメ抜き 10号、20号

ジャンパードットやホック、コンチョなどの穴をあけるための道具です。

大きさはいろいろとありますので、革につける金具の大きさを見ながらハトメ抜きを購入した方が良いです。

 

オールマイティプレート

ジャンパードットやホック、カシメなどを打つ際に下に敷くプレートになります。

オールマイティプレートも使い方によっては、様々なところで重宝します。

 

私は、革の厚さが薄いもののへり落としする際にオールマイティプレートを下に敷き、へり落とししやすいようにしています。

また、文鎮替わりにもなるので、型紙の型取る際の重しになります。

 

ホック打 中

金具のホックを革につける際に使用する道具です。

オールマイティプレートを下に敷いて使用します。

 

ホックも大・中・小と種類があるので、それに合わせたホック打を購入するのが良いです。

 

 

以上がレザークラフト体験した際に、講師よりオススメされた道具です。

全部で26点もあったんですね。

数えてみてビックリしました。

 

私は一気に購入しましたが、今現在、ネットで調べた値段でいくらになるのか、計算してみました。

 

 

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講師よりオススメされた道具の値段について、計算してみた

 

以下、ネットで調べた価格表になります。

道 具 名 メーカー名 金 額
フェルト 36×36×0.6cm クラフト社 913円
大理石 大 300×300×30mm クラフト社 4,950円
ゴム板 大 220×300×20mm クラフト社 2,420円
木槌 タイコ クラフト社 1,155円
4本ヒシ目打 巾2.5mm(5mmピッチ) クラフト社 935円
2本ヒシ目打 巾2.5mm(5mmピッチ) クラフト社 825円
1本ヒシ目打 巾2.5mm(5mmピッチ) クラフト社 550円
4本ヒシ目打 巾2.0mm(4mmピッチ) クラフト社 935円
2本ヒシ目打 巾2.0mm(4mmピッチ) クラフト社 825円
1本ヒシ目打 巾2.0mm(4mmピッチ) クラフト社 550円
ブラックディバイダー 黒 10cm クラフト社 2,420円
丸ギリ クラフト社 440円
ローラー クラフト社 1,518円
革包丁 秀次(碧極上) 巾39mm クラフト社 3,465円
ジコラヘラ 40mm クラフト社 418円
ジコラヘラ 20mm クラフト社 165円
ガラス板 12×9cm クラフト社 1,430円
コーンスリッカー 15cm 協進エル 880円
へりおとし No.2 1.0mm クラフト社 1,045円
サンドスティック荒目 5枚入り クラフト社 1,045円
NTドレッサー平面型 クラフト社 990円
手縫針 丸針 太 5本 クラフト社 253円
ハトメ抜き 10号 φ3.0mm クラフト社 660円
ハトメ抜き 12号 φ3.6mm クラフト社 682円
オールマイティプレート クラフト社 1,375円
ホック打 中 クラフト社 550円

合計 31,394円。

 

一気に揃えようとすると結構しますね・・・

初心者セットなるものもあるにはあるのですが、本気でやるのであれば、最初からきちんとした道具を揃えた方が上達しやすいです。

 

私が最低でも必要だと思う道具は

ゴム板 大 220×300×20mm 2,420円
4本ヒシ目打 巾2.5mm(5mmピッチ) 935円
2本ヒシ目打 巾2.5mm(5mmピッチ) 825円
1本ヒシ目打 巾2.5mm(5mmピッチ) 550円
丸ギリ 440円
革包丁 秀次(碧極上) 巾39mm 3,465円
ガラス板 12×9cm 1,430円
コーンスリッカー 15cm 880円
オールマイティプレート 1,375円

合計 12,320円。

 

少しは安くなりましたね。

他の道具はDAISO等の100均商品や文房具・工具等で代用できるものがありますので、少しずつ道具は揃えていけば良いと思います。

革包丁も最初お金なければ、カッターで代用することができますので。

 

 

レザークラフトは結構お金がかかる趣味。

大人の趣味ですね。

やってみればわかりますが、ハマる人はハマります!

まぁ、なんの趣味でもハマる人はハマるでしょうけど(笑)

 

自分で作った作品を自分で使用したり、大切な人にプレゼントしたりできます。

革製品は高級感あふれ、プレゼントされると一目おかれます。

 

革製品やレザークラフトに興味のある方は、ぜひオススメの趣味です。

道具を少しずつ揃えて、やってみましょう!

揃える楽しさや満足感も味わえますよ。

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