愛犬家連続殺人事件に息子出演|アフリカケンネルの闇は溶かされるか?

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経年変化と出来事と

先日「アフリカケンネルの事件に踊る大捜査線で好きだった女優が挑む!」にてお知らせしておりました水野美紀さん主演のドラマ『実録ドラマ3つの取調室~埼玉愛犬家連続殺人事件』がいよいよ本日10月4日20時よりフジテレビ系で放送されます。

 

マイナビニュースによると、女性死刑囚の息子さんが出演するとの情報がありました。

≫マイナビニュース『愛犬家連続殺人犯の息子が告白「自分が殺されてもおかしくなかった」はこちら

 

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悲しみしか生まない事件は、もう起きてほしくはない

悲しみ 写真

 

事件の被害者家族にとっては、大切な人が奪われてしまった悲しみや現実を受け入れられない葛藤などは、想像を絶する苦しさだと思います。

また、事件の加害者家族は身内に犯罪を犯してしまった人がいるという、複雑な心境がいつまでものしかかります。

 

被害者家族も加害者家族であっても、誰も幸せにならない殺人事件。

悲しみしか生まない事件は、もう起きてほしくはありません。

 

1993年に埼玉県で起きた事件。

ペットショップ「アフリカケンネル」は、この事件を語るには欠かせないワード。

犯人の元夫婦が逮捕、死刑判決確定、元夫が死刑執行前に病気により死亡などがあるものの、いまだに証言の食い違いなどがあり事件の全貌が解明されていません。

 

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同世代の息子が何を語るのか

 

取材 写真

 

元夫婦が逮捕された時、息子さんはまだ15歳だったといいます。

留学先のアメリカに向けて日本を離れるその日に身内が逮捕。

 

何も知らない息子さんは、アメリカに無事到着したことを連絡しようとしても誰も電話に出ない。

仲の良かった友達に連絡した時に「おまえの母親が逮捕されてニュースすごいよ」と教えられたといいます。

 

40代の私と息子さんは、40代という同世代にあります。

当時15歳の息子さんが身内の逮捕を知った時の衝撃は、計り知れなかったと思います。

私であれば、耐えられなかったかもしれません。

 

人目を避けてアメリカから帰国。

現在も東京拘置所に収監されている母への思い、自分の素性を隠して生きてきた日々や、これまでの半生を告白してくれるといいます。

 

「自分が(父親に)殺されてもおかしくなかった。ずっと母に守られていた」と語る息子さん。

事件の当事者、しかも加害者の息子という関係。

その息子にも命の危険があった。

 

事件加害者を擁護する気はありませんが、事件加害者の身内までも悪者に見られてしまう現状。

そういう気持ちも被害者感情からすれば、わからないわけではありません。

しかし、なんともやるせない気はします。

 

事件の全貌が解明されていない、アフリカケンネルの闇。

息子さんの語ることが、アフリカケンネルの闇を少しでも溶かしてくれるものになればなと思います。

 

水野美紀さん主演のフジテレビ系特番

『実録ドラマ3つの取調室~埼玉愛犬家連続殺人事件~』は

本日10月4日(日)、20:00~22:09まで放送されます。

 

悲しみしか生まない事件を繰り返さないために。

ドラマが犯罪の抑止力になることを期待しております。

 

 









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