片頭痛は気圧だけじゃなく、ある急激な変化でも引き起こされる!

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経年変化と健康と

片頭痛持ちの人にとって季節の変わり目は、つらい状態が続きやすいと感じませんか?

私も片頭痛持ちなので、季節の変わり目や天候が悪いと、頭痛や吐き気で体調を崩しやすくなります。

 

片頭痛は一つの要因として、気圧の変化により引き起こされることがわかっています。

でも、あなたが悩む片頭痛は、本当に気圧の変化によるものでしょうか?

私もただ単に、気圧の変化を言い訳にしているだけなのかも知れません・・・

 

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こんな生活習慣をしている人は、血糖値の急激な変化が原因かも

仕事中に片頭痛に襲われる 写真

 

悩む中年女性 画像 お菓子食べ過ぎた時に、頭痛が起こるの
(Aさん 50代女性)
悩む男性 画像 朝寝坊しがちで、朝食を抜いた日のお昼前から頭痛が起きやすい
(Bさん 20代男性)
悩む女性 画像 今ダイエット中で一日一食にしたら、頭痛が酷くなった気がする
(Cさん 30代女性)

 

ここで問題です。

この3人に共通しているポイントって、何かわかりますか?

 

・ お菓子の食べ過ぎ
・ 朝食を抜く
・ 一日一食

 

これらが示すポイント、それは

血糖値の急激な変化

です。

 

片頭痛と血糖値の関係

片頭痛と血糖値の関係って、あまり知らないという人が多いように思います。

しかし、「糖尿病の人は、頭痛を起こしやすいことは知っている」という人は、多くいらっしゃいます。

実は、糖尿病と頭痛の関係が、そのまま片頭痛の関係にも当てはまるのです。

 

血糖値が高い状態(高血糖)とは、血液中のブトウ糖が多い状態のことを言い、高血糖状態が長く続くと、ブドウ糖により血液がドロドロに。

ドロドロ血だと血流が悪くなるため、首筋・肩・背中の「こり」が強くなり、それによって慢性的な頭痛を起こすことは、よくあるといいます。

 

また、血糖値が低い状態(低血糖)とは、血糖値が必要以上に下がりすぎた状態のことを言い、血糖値を上昇させる働きのあるノルアドレナリンや、アドレナリンなどのホルモンが大量に分泌されます。

こうしたホルモンは血糖値の上昇のほか、心拍数の上昇や脳の覚醒といった作用も持ち、脳の血管が過度に収縮・拡張して頭痛の原因になると考えられています。

 

低血糖時には脳への血流量低下を補うため、逆に血管が拡張しやすくなることも考えられるため

血糖値は、「高すぎず、かつ低すぎず」がベスト

とされているのです。

このように片頭痛と血糖値には、ちゃんと密接な関係があったのですね。

 

【参考、引用】

【Health 2 Sync『血糖値とは~下げる方法・正常値・年齢別の目標数値などをわかりやすく解説~』】

【ふれあい漢方内科『⑤片頭痛の誘因、空腹と片頭痛(西洋医学からみた頭痛Q&A:その5)』】

【脳神経内科・脳神経外科 DAIDAI CLINIC KUDAN『糖尿病 糖尿病と頭痛』】

 

 

ちなみに糖尿病とは、膵臓から出るホルモンのインスリンが十分に働かず、血糖値のコントロールができない病気です。

インスリンが働いてくれないと、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまい、血管を傷つけてしまうことに。

 

この状態が長く続くことで

・ 心臓病
・ 失明
・ 腎不全
・ 足の切断(壊疽)

などといった、より重い病気(糖尿病の慢性合併症)につながります。

また血糖値が著しく高い状態では、それだけで昏睡などを引き起こす(糖尿病の急性合併症)ことがあります。

 

糖尿病は糖尿病自体が怖いのではなく、糖尿病が関係しての合併症が怖いという人が多いのも納得です。

糖尿病になっても規則正しい生活を行い、血糖値コントロールさえきちんとできていれば、生活に支障なく日々過ごすことができるわけですからね。

 

片頭痛と思っていたら、実は糖尿病が原因だったということも多々あります。

不規則な生活習慣、肥満、ストレスなどが気になる方は、定期的な健康診断で自分の健康状態を把握することも必要です。

頭痛の原因が、本当に片頭痛からくるものなのかどうか。

もしかしたら片頭痛ではない、別の原因があるかもしれませんからね。

 

血糖値の急激な変化が、片頭痛を誘発する理由

「血糖値スパイク」という言葉を聞いたことがある人も多いことでしょう。

食後に血糖値が急上昇し、その後に急降下するのが、血糖値スパイクと呼ばれているものです。

 

血糖値スパイクは、大量の活性酸素を血管内に生じさせることが知られています。

活性酸素は血管を傷つけ、動脈硬化を進行。

脳梗塞や心筋梗塞のリスクを上昇させてしまうのです。

そして頭痛の原因としても、血糖値スパイクが絡んでいます。

 

急激な血糖値変化が起きる血糖値スパイクの要因には

✓ 糖質を含む食事をたくさん食べる
✓ 食事を抜く
✓ 運動不足

が考えられます。

 

あれ?

考えられる要因のうち、上から2つって、どこかで見たような・・・

そうです。

Aさん、Bさん、Cさん全てに当てはまる要因だったのです!

 

【参考、引用】

【脳神経内科・脳神経外科 DAIDAI CLINIC KUDAN『糖尿病 血糖値スパイクと頭痛』】

【H2 株式会社 シンクヘルスブログ『食後に注意!血糖値スパイクとは?原因と予防を初心者でもわかるよう解説』】

 

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タイプ別改善法 ~血糖値の急激な変化を抑えるために~

バナナを持つ女性 写真

 

Aさん、Bさん、Cさんの生活習慣では、血糖値の急激な変化(血糖値スパイク)を引き起こしやすく、そのため頭痛が引き起こされていたことがわかりました。

それぞれのタイプ別で、改善法を考えます。

 

お菓子食べ過ぎAさんの場合

悩む中年女性 画像 お菓子食べ過ぎた時に、頭痛が起こるの
(Aさん 50代女性)

 

お菓子や食べ過ぎが良くないことは、誰でもわかります。

止めることが一番良いのですが…

でも、止められない。

その気持ち、わかります。

 

そんな方は、お菓子の量を減らしつつ、意識的に腹持ちの良い飲み物を飲んでみてはいかがでしょうか。

やはりお菓子は、糖質の塊。

糖尿病などの病気の方は、摂取制限があるくらいですからね。

 

手軽な腹持ちの良い飲み物と言えば、炭酸水があります。

 

注意なのが、炭酸飲料ではなく、ただの炭酸水ということ。

炭酸飲料は糖質が入っているので、オススメしません。

たとえゼロカロリーと言えど、人工甘味料がカラダに良いとは、胸を張って言えませんから。

 

やはり炭酸水、それも強炭酸水がオススメです。

炭酸の力を借りてお腹を膨らませ、腹持ちを良くする作戦ですね。

 

炭酸水や強炭酸水が苦手の方には、自家製りんごジュースがオススメ!

りんごとポッカレモン、それに水で作る自家製りんごジュースは腹持ちが良く、食感も楽しめるから食べた気になります。

 

自家製りんごジュースは飲み終わった後、コップ等にミキサーにかけたりんごが残ってしまうため、私はさらに牛乳を注いで飲んでいます。

自家製りんごジュースと牛乳の飲み物により、お腹がいっぱいになってくれますよ♪

 

 

朝食抜きがちBさんの場合

悩む男性 画像 朝寝坊しがちで、朝食を抜いた日のお昼前から頭痛が起きやすい
(Bさん 20代男性)

 

朝食を抜いて頭痛が起きるのであれば、朝食を食べれば良いのです。

簡単ですよね♪

しかし、朝寝坊すると朝食作れないし、食べてる時間が・・・

 

そんか方にオススメなのが、バナナ。

日本人が最も食べている果物として知られるバナナは

・ ビタミン
・ ミネラル
・ 食物繊維

がバランス良く含まれているスーパーフードです。

 

また、いろいろな種類の糖を含み、それぞれ体内に吸収される速度が違うため

血糖値の上昇が緩やかになる

という働きが、バナナにはあります。

 

バナナ1本、されど1本。

朝食抜きがちで頭痛に悩んでいる人は、バナナ1本食べるだけでも違いが期待できますよ。

 

一日一食Cさんの場合

悩む女性 画像 今ダイエット中で一日一食にしたら、頭痛が酷くなった気がする
(Cさん 30代女性)

 

一日一食を一日三食にすれば、問題は即解決!

でもダイエットが・・・

 

その場合、一日一食で食べている量を、三回に分けて食べてみてはいかがでしょうか。

一日一食で頭痛が起きるのは、空腹状態が長く続いていることが原因です。

空腹状態の時間を減らすことが、急激な血糖値の変化を抑えることにもつながります。

 

また、どうしても時間がなく一日一食しか食べれないという方。

そんな方は、Bさんの改善法でご紹介したバナナがオススメです。

手軽に剥くだけで食べれるバナナ。

調理時間を大幅に節約し、栄養価も高い。

一日一食の食事と、残り二食はバナナだけの方が、一日一食だけの生活よりはマシです。

 

また、試してみていただきたいことに、りんご酢ジュースを食前に飲む方法があります。

 

 

あらかじめ食前にりんご酢ジュースを飲んでおくことで、ジェットコースター血糖(食後の血糖値の乱高下)を抑える働きがあります。

これにより、食事後の血糖値上昇を緩やかにし、頭痛緩和が期待できます。

 

 

片頭痛が起きているのは、本当に季節の変わり目だからなのか?

生活習慣、それも食事の摂り方に問題がある可能性も否めません。

お心当たりのある方は、ぜひ改善法を参考にしてみてくださいね。

 

片頭痛でお悩みの方が、少しでも減ってくれれば幸いです。

 

 









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