誹謗中傷は百害あって一利なし!巡り巡って自分を不幸にしますよ

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経年変化と出来事と

芸能人への誹謗中傷。

この頃、大きく取り沙汰されておりますが、なにも今に始まったことではないのです。

 

昔から芸能人は、誹謗中傷の標的にされていました。

映像メディアに出て、顔と名前が売れて有名になればなるだけ、誹謗中傷も増えていく。

 

中には

芸能人なんだから、誹謗中傷を受けるのは当たり前

などという人がいる始末。

 

誰が、そんなことを言っているのですか⁉(怒)

芸能人だからとか、そういうレベルじゃなくて、根本的に誹謗中傷はダメなんです!!

 

もしも、あなたが誹謗中傷を受ける側だったら、どう感じますか?

 

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「どこからが誹謗中傷?」と聞くこと事態、根本的に感覚がズレてる

地べたに崩れる女性 写真

 

どこからが誹謗中傷になるの?

という質問がサイトにあるのを見て、違和感を覚えました。

これって、「どこからがイジメになるの?」という加害者側からの質問に似ているように思えたからなんです。

 

案の定、実際にサイトを見てみると、誹謗中傷してしまった人が弁護士に相談して、それに回答している記事だったのです。

 

誹謗中傷と認められなければ、悪口を吐き出し続けるのか?

そう勘ぐってしまう自分が、嫌になりました。

しかし私のカンは、あながちハズレでもないと思います。

 

誹謗中傷かどうかで判断してしまっては、誹謗中傷は一向になくならないのです!

 

 

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判断基準は「誹謗中傷かどうか」ではなく、「されて嫌かどうか」

泣いている女性 写真

 

私がホームヘルパーの資格を取るために通っていた講座での話。

ホームへルパーの講座初日に、担当講師から言われた言葉が、今でも私の心に刻まれています。

 

介護職員として基本的な考え方。
それは、自分がされて嫌なことはしないこと。

これを、講座初日のオリエンテーション時に、担当講師より言われたのです。

 

簡単そうに思われるけど、実は難しい。

これがきちんと出来ている介護職員には、虐待はない。

介護とは、する側もされる側も心が豊かになること。

 

ということを講師が話をされ、私の心にとても響いたのです。

 

自分がされて嫌なことはしない

ただこれだけ。

でも、できない人が多い。

講師が言おうとしている根本的なことは、この言葉の意味の裏側にあるように、私は思えるのです。

 

「自分がされて嫌なことをしない」というのは、「自分を俯瞰で見たときに、どんなことをされると嫌か?」を考えることです。

これは、「自分の立場になって考えたときに、されて嫌なことはしない」となります。

 

では、「嫌なことはしない」のは、誰に対してでしょうか?

自分ではなく、他の人(相手)ですよね。

 

実はこの言葉、相手のことを考える、思いやることを暗に示しているのです。

自分の立場になって考えたときに、されて嫌なことは(他の人に)しない

↓ ↓ ↓

相手の立場になって考えたときに、されて嫌なことは(他の人に)しない

これが、できるかどうかなんです。

 

中には、罵声罵倒を浴びせられることに快感を感じる人も少なからずいます。

そんな方が「自分は、罵声罵倒を浴びせられることに快感を感じる」からといって、相手に対して罵声罵倒を浴びせてはいけないのです。

 

なぜなら、自分がされて嫌かどうかを考えて、次に相手の立場になっても考えなければならないから。

自分は平気だからやっていいのではなく、社会通念上、嫌なことであれば、それはしちゃダメなのです!

 

これは、介護職員に限ったことではありません。

どんな人であってもこれが守られれば、誹謗中傷やイジメは、なくなるはずなのです。

 

みなさんも、心に刻んでください。

自分がされて嫌なことはしない

ということを。

 

 

誹謗中傷は百害あって一利なし!自分自身を不幸にする

不幸に遭遇する男性 写真

 

誹謗中傷をした人の末路。

様々なことが待ち受けています。

 

刑事罰の対象に

誹謗中傷は、いくつかの罪に問える可能性があります。

・名誉棄損罪
・侮辱罪
・脅迫罪
・信用棄損及び業務妨害罪
・偽計業務妨害罪
・威力業務妨害罪

【引用:ベリーベスト法律事務所「SNSの誹謗中傷は犯罪として告訴できる?削除する方法を弁護士が解説」より】 

 

「えっ!知らなかった。そんなつもりで言ったんじゃないのに…」

それは、イジメの加害者が、よくする言い訳「イジメだとは、思っていなかった」と同じことです!

 

自分がそのつもりでなくても、相手がイジメや誹謗中傷だと感じたら、それは「イジメ」であり、「誹謗中傷」なのです。

 

「このくらいなら大丈夫」

「これ以上は、誹謗中傷」

ということで考えるのではなく、「自分がされて嫌なことはしない」で考えましょう。

 

「バカ」とか「アホ」と言われるのも、嫌ですよね。

 

自己肯定感を高くするのではなく、逆に低くしている

「他人を攻撃する人は、自己肯定感を得るためにやっている」といわれます。

これは他人を攻撃することによって、自分の地位を上げようとする心理パターンが働くからなのだそうです。

しかし、誹謗中傷は、自己肯定感を高くするのではなく、逆に低くしているのです。

 

普通の人は、自分にとって嫌な人とか、気が合わない人には近づかずに、距離をとるものです。

うまく距離をとって、やり過ごしているわけですね。

本当に嫌いな人なら、関わらないのが一番良いのです。

 

それなのに「嫌いな人に対して誹謗中傷する」というのは、どういうことなのでしょうか?

これは、その嫌いな相手に、依存してしまっている状態です。

 

「依存なんてしてねーよ!」と、当の本人は思うかもしれません。

本当にそうですか?

はたから見ると、「依存しているから誹謗中傷するんでしょ?」と思われても仕方がありません。

 

本当に嫌いなら、関わらなければいいのです。

関わっていること自体が、すでに依存。

または、誹謗中傷すること自体が依存になっているかです。

 

誹謗中傷することが生きがいになっている場合。

これは、刑事罰の対象に。

 

あなたは、犯罪することが生きがいですか?

違いますよね。

 

嫌いな相手への依存。

誹謗中傷自体の依存。

いずれにしても、依存して誹謗中傷するという他害的な態度は、自己肯定感を高めているわけではありません。

その対象者(物)よりも、自分は優れているという優越感に浸りたいだけの、独りよがりの行動であることを、わきまえましょう。

 

何も利益を生み出さないことに時間を費やし、時間を無駄にしている

相手を誹謗中傷することは、まったく建設的なことではありません。

誹謗中傷が生み出す末路は、相手にとっても自分にとっても「不幸」しかないからです。

 

お互いWin-Winではなく、Lose-Loseなんですよ!

時間の無駄で、意味のないことなんです。

 

SNSに誹謗中傷をする1~3分くらいで、できることはたくさんあります。

ほんと、時間を無駄にしているのです。

「時は金なり」なんです。

 

誹謗中傷するくらいなら、逆に相手を応援したり、アドバイスしてあげましょう!

その方が建設的ですし、お互いにとってプラスになりますよ。

 

 

「言葉は言霊(ことだま)」であることを、十分理解せよ!

ふさぎこむ女性 写真

 

言葉は言霊(ことだま)。

聞いたことがある人もいるでしょう。

 

言葉の持つ力が言霊。

言葉は、影響力があるのです。

言葉一つで、相手を喜ばせたり、悲しませたり。

最悪、死に追いやることもできてしまう言霊。

 

だからこそ、言葉には十分、気をつけなければならないのです。

 

日本語というものは、本来、美しいものであったはず。

もしも、あなたにとって嫌いな人がいるのであれば、誹謗中傷するのではなく

応援やアドバイスを添えて、あと腐りなく風のように去っていく(関わるのをやめる)

のが、一番良いやり方です。

 

誹謗中傷もイジメも、根本的なものは同じ。

相手を攻撃することです。

あなたは自分が攻撃されて、嬉しいですか?

自分がされて嫌なことはしない

をまず考えて、言動は冷静に。

本当に嫌いなら、関わらないこと。

 

これだけで、気持ちに余裕を持てて、自己肯定感があがりますよ!


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