体重を落とすための数式は、至極簡単!
数式はそうでしょうよ。
でも現実問題、なかなか体重は落ちてくれない…
肥満に多いのは、摂取カロリーが消費カロリーを大幅に超えているのを毎日積み上げているから。
また、摂取カロリーは平均的であったとしても極端に消費カロリーが少ないと、これも肥満の原因となってしまいます。
体重を落とすための数式は頭の中に入っているけれども、それがなかなか実行できないからダイエットは難しいんですよね。
人間の三大欲求のうちの一つ”食欲”は、生命の維持になくてはならないもの。
食べ過ぎも食べなさ過ぎも、どちらも健康には悪い。
だから、ほどよい食事が大事。
※食欲の抑制には
「食欲を抑える3つの方法!お金をかけることなくできる簡単習慣化」
「チャレンジ企画始動!白湯ダイエットを1か月続けるとどうなる?」
「糖尿病食でお困りならメディミールの宅配制限食で美味しく健康に」
をあわせてご覧ください。
食事と運動のバランスがうまく取れると、体重は徐々に落ちていきます。
「1ヶ月で○○㎏痩せる!」
「半年までに○○㎏痩せる!」
この目標の立て方は、リバウンドする人に多いと思いませんか?
なぜ、この目標の立て方なら失敗する人が多いのか?
私のダイエット失敗体験を踏まえて、意識づけによるダイエットがいかに大事であるか。
体重80㎏台の人が最初におさえておくべき数字5選をご紹介します!
1g=9Kcalのワナ
炭水化物抜きダイエットをして失敗するパターン。
それは、抜いた炭水化物をあるものと置き換えしてしまっていること。
それは脂肪。
普段の食事から炭水化物を単純に抜いているのであれば摂取カロリーはマイナスになるので、毎日続けることで体重の減少を望めるでしょう。
しかし、抜いた炭水化物を脂肪で置き換えてしまっていると、逆に摂取カロリーを増加させていることも。
ご飯抜いた分、唐揚げを多く食べる。
このようなパターンですね。
炭水化物は1g=4Kcalに対して、脂肪は1g=9Kcal。
なんと脂肪は、炭水化物の2倍以上ものカロリーがあるのです。
この数字を、まずはおさえておくべき。
脂肪を1㎏減らすためには脂肪の2割は水と考えても、7200Kcalの消費が必要となります。
7200Kcalって凄くないですか?
いかに脂肪を溜め込みすぎず、消費するかが大事です。
炭水化物抜きダイエットに失敗してる人。
炭水化物を抜いた分、脂肪で置き換えていると逆効果ですよ。
自分の肥満度を知る
自分を変えるためには、気づきが必要。
自分の体重が肥満度的にはどうなのかを知る必要があります。
BMIという言葉を聞いたことのある人は多いはず。
健康診断でもBMIは生活習慣病の参考にもされていますよね。
Wikipediaでは
BMI(ボディマス指数)とは、体重と身長の関係から算出される、ヒトの肥満度を表す体格指数である。
一般にBMI(Body Mass Index)と呼ばれる。
とあります。
BMIは、以下の計算式により算出されます。
私の場合、体重83㎏の身長181㎝なので
BMI=83㎏÷(1.81m)² ⇒ 25.34となります。
「ke!san 生活や実務に役立つ計算サイト」では、自分の身長と体重を入力するだけで、簡単にBMIを計算することができます。
肥満度の判定基準は、BMI値によって定められています。
BMI値 | 判定 |
18.5未満 | 低体重(瘦せ型) |
18.5~25未満 | 普通体重 |
25~30未満 | 肥満(1度) |
30~35未満 | 肥満(2度) |
35~40未満 | 肥満(3度) |
40以上 | 肥満(4度) |
BMI値 | 判定 |
16未満 | 痩せすぎ |
16.00~16.99以下 | 痩せ |
17.00~18.49以下 | 痩せぎみ |
18.50~24.99以下 | 普通体重 |
25.00~29.99以下 | 前肥満 |
30.00~34.99以下 | 肥満(1度) |
35.00~39.99以下 | 肥満(2度) |
40.00以上 | 肥満(3度) |
【参考、引用:ke!san 生活や実務に役立つ計算サイト『BMIと適正体重』より】
私の場合、BMI25.34に対して
● 日本肥満学会の判定基準 25~30未満:肥満(1度)
● 世界保健機関の判定基準 25.00~29.99以下:前肥満
となります。
自分は肥満であると気づくことが、痩せるための第一歩。
肥満はカラダに負担をかけるだけではなく、生活習慣病リスクも上がります。
肥満は健康において、何のメリットも生みません。
女性お笑い芸人さんのダイエット事例が、ここ最近ニュースで話題になっていますよね。
不規則な生活で大変なのにも関わらずダイエットに成功した姿を見て、私たちは勇気をもらいます。
あの人ができたのであれば、私だってできるはず。
誰かの成功した姿から気づかせてもらうことも、大事なことですよね。
なりたい自分を目指す3つの体重
身長とBMI指数の組み合わせにより、あなたが目指すべき3つの体重を計算することができます。
その3つとは
✓ 適正体重(BMI値22:日本肥満学会の判定では普通体重)
✓ 美容体重(BMI値20:日本肥満学会の判定では普通体重)
✓ モデル体重(BMI値18:日本肥満学会の判定では低体重)
に分けられます。
● 適正体重 =(身長m)²×22(BMI指数が22で計算された、最も健康的と言われる体重)
● 美容体重 =(身長m)²×20(BMI指数が20で計算された、見た目がスリムな体重)
● モデル体重=(身長m)²×18(BMI指数が18で計算された、モデル・女優のような体重)
【参考、引用:ke!san 生活や実務に役立つ計算サイト『適正体重・美容体重・モデル体重』より】
こちらもke!sanサイト内で身長を入力するだけで、ご自身の3つの体重を計算することができます。
身長181㎝の私の場合は、以下のとおり。
体重分類 | BMI値 | 体重㎏ |
適正体重 | 22 | 72.07 |
美容体重 | 20 | 65.52 |
モデル体重 | 18 | 58.97 |
肥満の方がまず目指すべき体重は、BMI値22の適正体重から。
いきなり目標高くモデル体重を目指したところで、適正体重まで落とせないことが多々あるからです。
目標は、一歩一歩スモールステップで攻略していく方が自信がつき、継続にもつながります。
ダイエットの失敗は、継続が途切れることで起こるのです。
目標を立てるなら、1日の目標を継続するようにする
冒頭でも問題提起した
「1ヶ月で○○㎏痩せる!」
「半年までに○○㎏痩せる!」
という目標の立て方が、なぜリバウンドにつながるのか?
緊張の糸が途切れ、継続しなくなることが一番の理由です。
1ヶ月で10㎏痩せるという目標ならある程度期間が短いため、必死にダイエットに打ち込むでしょう。
必死にダイエットした結果、何とか10㎏痩せることに成功。
目標達成したことで緊張の糸が途切れ、自分へのご褒美で爆食。
はい、リバウンドです。
目標達成してからも次の目標を設定するか、10㎏減の体重を維持するのを継続していかなければいけませんよね。
半年までに10㎏痩せるという目標であれば、1ヶ月で10㎏痩せるよりは比較的楽です。
ただ、期間に猶予がある分、モチベーションの維持が大変。
「今日食べ過ぎても、明日以降落とせばいいや~」
というマインドの積み重ねが、ダイエットを目標にした当初よりも体重が増えていることに。
また、半年も経過せずに10㎏痩せれたとしても、その痩せた10㎏を維持しつづけなければ半年後の体重では10㎏痩せれていないことも。
これも目標達成による緊張の糸が途切れたことで、継続努力を忘れた結果と言えるでしょう。
結果にコミットするでお馴染みの、某企業のプログラムを受けて見違えるように痩せた芸能人。
プログラムを受けている期間は、徹底した食事と運動の管理が行われるわけですから、痩せるのは当たり前。
目標を達成したその後が大事なんです。
結構、リバウンドしている芸能人いますよね。
残念なことに。
目標を立てるのであれば、1日単位でこなせる目標を継続していく方が結果は即日にわかり、自信にもつながります。
自信はモチベーションにもつながり、継続努力した結果が1ヶ月後や半年後の自分の体重に表れる。
一日一日の積み重ねの結果が、数か月先の未来の自分に返ってくる。
何事も継続は力なり、なんですよね。
まとめ:5つの数字をおさえながら、毎日の目標をクリアしていく
80㎏台の人が痩せたいなら、おさえておくべき数字5選。
✓ 脂肪は1g=9kcal
✓ 自分の肥満度
✓ 自分の適正体重
✓ 自分の美容体重
✓ 自分のモデル体重
まず、80㎏の人が適正体重となるには191cm以上、89㎏の人が適正体重となるには202㎝以上の身長がなければいけません。
なかなか身長191㎝以上の人って、いないですよね。
だから、80㎏台の人は大概が肥満です。
そのことをまず知ること。
そして、自分がなるべき体重を次に設定。
これは適正体重から始めること。
食生活にも気をつけ、○○抜きダイエットをするのであれば、抜いた分を脂肪に置き換えないようにする。
一番大事なのが、毎日継続していく努力。
努力なくして、結果は生まれません。
毎日の積み重ねが、あなたを変える最高の特効薬。
1ヶ月先の未来より、今日できることの積み重ね。
それがリバウンドをも防止してくれますよ。
ダイエットに失敗し続けている人のマインドを、少しでも変えることができたのなら幸いです。
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