今、オンラインサロンが巷では人気です。
オンラインサロンと聞いて、あなたはどんなイメージがあるでしょうか?
・ ビジネスインフルエンサー達のビジネスノウハウや生き方指南の場
・ 大学生サークルと変わらない、月額会費制の仲良し社会人サークル
・ 『オンラインサロン』とオシャレに言ってるだけのテイのいい新興宗教
・ 胡散臭く、詐欺まがいのオンラインサロンもあると聞く
・ ファンであることを利用され、運営者によって働かされているようにみえるサロンもあるらしい
オンラインサロンのイメージは千差万別。
良いイメージもあれば、悪いイメージもあります。
月額も0円から数万円になるものまで、幅広い値段設定。
そもそも、オンラインサロンとは何なのでしょうか。
Wikipediaでは
月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティ(クローズド)の総称である。
作家、実業家、アスリート、ブロガー等、専門的な知識を持っていたり、ある分野で優れたスキルや経験を持つ個人、又は複数のメンバーが主催者となり運営している。
との記載があります。
芸能人で有名なサロン運営者でいうと、ホリエモンこと堀江貴文さんやお笑い芸人の西野亮廣さんなどのビジネスインフルエンサーがあげられます。
Wikipediaでは、2014年に始まった堀江貴文さんのサロン以降、急速にオンラインサロンの利用者が増えているといいます。
実際の話、堀江貴文さんや西野亮廣さんのサロンでは、イベントやビジネスにつながる質のよいサロンとして会員数も多いことで知られています。
※西野亮廣さんのオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』は2019年4月現在、会員数2万3000人超の国内最大サロンとして有名です。(西野亮廣著『新・魔法のコンパス』著者紹介より)
私自身、オンラインサロン自体を否定する気はサラサラありません。
ネット時代の現代的なオンラインビジネスと考えているからです。
ビジネスノウハウや自己啓発などのオンラインサロンによって、きちんと恩恵を受けている会員の方々もいらっしゃいます。
中にはオンラインサロン内の会員同士でビジネスを立ち上げて、成功しているサロンなどもあります。
問題はオンラインサロンにあるのではなくて、入会する人(利用者)側にあると言っても過言ではなく、的を得ていると言ってもよいでしょう。
本日ググっていたら、こんな記事を見つけました。
≫婚約者がオンラインサロンにハマって…30代男性が抱える深刻な不安
2020年9月30日、マネーポストWEBにて投稿された記事です。
【オンラインサロンにドハマりする婚約者(28歳女性)に困っている32歳男性の話】
婚約者の女性は、もともと平凡な生活を好む、おっとりとした性格。
旅行関係の仕事をしており、新型コロナによる影響で「このままじゃ仕事なくなるかも」と不安に。
今までの自分を変えたいとして入会したのが、オンラインサロン。
当初は著名人が運営するオンラインサロン3件、月額料金の合計は5,000円程度。
それが最近、次から次へとオンラインサロンに新規入会しているよう。
少なくみても合計8件に入会しているようで、月2万円ほどオンラインサロンに費やしている。
「彼女曰く、『将来の自分への投資』なんだそうです」と男性。
会うたびに目をギラギラ輝かせ、オンラインサロンで学んだことを頻繁に聞かせてくる婚約者。
「一歩差のつく人生設計」とか、「なりたい自分になる」とか…
しまいには「自分を高めるために、セミナーにも参加してみようかな」と言う始末。
オンラインサロンに参加していない男性にはわからない次元の話を婚約者がしてくる。
プロポーズした時の彼女と様子がガラリと変わってしまった今、このまま結婚して大丈夫か…
オンラインサロンにドハマりする彼女と、オンラインサロンに参加していない彼氏の深刻な話です。
明らかに彼女が依存する要因が散りばめられております。
彼氏にとっては、オンラインサロンに対して良くないイメージをもったとしても無理はないでしょう。
では、この記事内のどこに依存する要因があると思いますか?
みなさんもぜひ、考えてみてください。
オンラインサロン依存に陥りやすい人の特徴
誤解があるといけないので、再度お話させてください。
私は、オンラインサロン自体を否定はしません。
オンラインサロン利用者も否定はしていません。
オンラインサロンをうまく利用している人には、ビジネスチャンス獲得や自己肯定感を高め、仕事や人生の過ごし方に多大なる恩恵を受けているからです。
私が問題視しているのは『オンラインサロンの会員でいる自分に満たされてしまう人』。
いわば、オンラインサロン依存にある人です。
依存に陥りやすい人
オンラインサロン依存に陥りやすい人の特徴として
✓ 協調性を大事にする人、または協調性を叩きこまれた人
✓ 責任感が強く、真面目で几帳面な人
✓ 何事に対しても受け身で流されやすく、自我が弱い人
✓ 学んだことをアウトプットせずに、ただ学んだ気になっている人
があげられます。
上記3つはオンラインサロンに限らず、依存症になりやすい人の特徴と言えます。
4つ目の「学んだことをアウトプットせずに、ただ学んだ気になっている人」とは、何かをしただけで学んだ気になっている人のことで、ある意味一番厄介かもしれません。
このことを踏まえたうえで、先ほどご紹介した記事内に散りばめられた『依存する要因』を、介護福祉士として仕事をしてきた私の独断と偏見で解説させていただきます。
依存する要因
【オンラインサロンにドハマりする婚約者(28歳女性)に困っている32歳男性の話】
婚約者の女性は、①もともと平凡な生活を好む、おっとりとした性格。
旅行関係の仕事をしており、②新型コロナによる影響で「このままじゃ仕事なくなるかも」と不安に。
今までの自分を変えたいとして入会したのが、オンラインサロン。
③当初は著名人が運営するオンラインサロン3件、月額料金の合計は5,000円程度。
それが③最近、次から次へとオンラインサロンに新規入会しているよう。
③少なくみても合計8件に入会しているようで、月2万円ほどオンラインサロンに費やしている。
「③彼女曰く、『将来の自分への投資』なんだそうです」と男性。
会うたびに目をギラギラ輝かせ、オンラインサロンで学んだことを頻繁に聞かせてくる婚約者。
①「一歩差のつく人生設計」とか、「なりたい自分になる」とか…
しまいには「自分を高めるために、セミナーにも参加してみようかな」と言う始末。
オンラインサロンに参加していない男性にはわからない次元の話を婚約者がしてくる。
①プロポーズした時の彼女と様子がガラリと変わってしまった今、このまま結婚して大丈夫か…
① 性格的要因
● もともと平凡な生活を好む、おっとりとした性格
● 「一歩差のつく人生」とか、「なりたい自分になる」とか…
● プロポーズした時の彼女と様子がガラリと変わってしまった
依存の要因としては、その人が本来もつ性格や特徴も含まれます。
何か自分に危機感やショック(いい意味でも悪い意味でも)を受けることがきっかけとなり、自分自身を奮い立たせるのは悪いことではありません。
「一歩差のつく人生設計」や、「なりたい自分になる」ことを目標とする人に多いのは、受け身で流されやすく自我が弱い人の特徴。
だって、オンラインサロンに入っているんですよね?
ビジネスチャンスを掴むためや自分を変えようとオンラインサロンに入会している人が、他の人よりも「一歩だけの差」でいいんですか?
せっかくお金を払ってまで、自分を変えようとしているのに。
それに「なりたい自分になる」とは、なんでしょうか?
漠然とした目標ですよね。
きちんとした目標のある人は「25歳までに月収100万円突破」や「1年で3個の資格取得」などの期限と明確な目標を設定します。
「自分はいつまでに、どうなりたいか」をきちんと考えているんです。
あくまでも、自分は自分。
他の人より一歩差がある人生設計を最初から考えても意味はナシ。
他人との差は、自分の明確な目標を達成した暁に生まれるものだからです。
また、オンラインサロン依存に陥りやすい人の傾向として、メンター依存があげられます。
メンターとは、日本語訳では「助言者、あるいは相談者」という意味があります。
ビジネス用語としてメンターという言葉は一般的に使われていますが、簡単に言うとオンラインサロン運営者の経歴や失敗・成功体験、言葉などに共感し、依存してしまうこと。
これが、オンラインサロンを知らない人にとっては新興宗教だと思ってしまう一番の理由ではないかと思います。
運営者に共感することは、何も悪いことではないんです。
依存だって、人間は一人では生きていけません。
誰かに頼って生きているので、依存は当たり前のことといえば当たり前なんです。
何が悪いのかというと、度を越した病的な依存が悪いのです。
運営者に共感し師と慕うのと、依存するのでは意味が違います。
オンラインサロンは、ネットを介した月会費制の情報収集の場である本質を忘れてはいけません。
自分にとって必要な情報を得られ目標を達成できたのであれば、オンラインサロンからの卒業か、もっと高みを目指すために継続していくのかを利用者自身で考えていかなくてはいけません。
いつまでも漠然とした目標だけを持ち続けて惰性で利用を続けているのであれば、その人にとってオンラインサロンの意味がないのです。
確かにオンラインサロンに入会し、人生180度変わった人々はたくさんいます。
それは、運営者の助言を受けて、その人自身が努力して頑張った証拠です。
しかし中には、運営者と自分を重ねて、運営者になりきってしまう人もいます。
要は、実際には何の成功もなしに運営者の真似をしているだけの人。
もともと平凡な生活を好む、おっとりした性格であった彼女の様子がガラリと変わってしまった理由。
努力して頑張った結果、成功をおさめた自信からくるものなのか。
それとも、運営者の猿マネだけのものなのか。
意味合いは全く変わってきますよね。
依存に陥りやすい人へアドバイスするとすれば、自分を見失わないこと。
自分を見失わないためには、どこか冷めた目で自分自身を見つめてみることが必要です。
よく「俯瞰で自分を見なさい」と言われます。
自分自身を他人目線で考えた時に、その行いは良いことなのか悪いことなのか。
冷静な判断が依存防止に役立ちます。
② 景気や社会情勢などの外的要因
● 新型コロナによる影響で「このままじゃ仕事なくなるかも」と不安
なにかがきっかけになって不安になると、何かにすがりたくなったり頼りたくなったりするのは人間なのでしょうがありません。
不安を打ち消すためにオンラインサロンに入るのは、選択肢としては間違ってはいません。
現に新型コロナ禍で職を追われ、一念発起してオンラインサロンに人生の逆転を夢見て入会する人は多くなっています。
不安が増幅している時に、人は依存しやすくなります。
オンラインサロン運営者の言葉が、不安に苛まれている自分の琴線に触れ衝撃を受ける。
突然ですが、ここで問題です。
①と②では、どちらが満足度が高いでしょうか?
小休止がてら、考えてみてください。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
では、答え合わせといきましょう。
人の満足度(幸福度)というものは『クオリティ』よりも『伸び率』にある。
これは、お笑い芸人であり全国最大のオンラインサロン運営者の西野亮廣さん著『新・魔法のコンパス』で解説されています。
①の子は、成績優秀なんでしょうね。
毎回テストで95点なんて、クオリティ(頭の良さ)はいいです。
その子が今回98点だった。
さて、この子になって考えると満足度はどうでしょうか?
実際にはテストで3点、成績があがりました。
満足しているでしょうか…
たぶん「なんで100点取れなかったんだ…」と、残り2点取れなかったことを悔やむのではないかと思います。
対して②の子は、毎回0点だった子。
その子が今回50点をとった。
頭の良さでは、①の子にはかないません。
しかし、満足度はどうでしょうか?
0点→50点と、伸び率は50点です。
①の子は3点です。
たぶん②の子にとっては、満足感でいっぱいだったでしょう。
人の満足度(幸福度)というものは、クオリティではなく伸び率。
不安な状況から自分自身を救ってくれた気持ちの伸び率によって、依存に陥りやすくなります。
洗脳も依存に通じるものがあり、落差が激しいと洗脳されやすくなるのと一緒。
ここでも一旦、自分を冷静に見つめてみることが大事です。
③ 受け身で流されやすく、何かをしただけで学んだ気になっている
● 当初は著名人が運営するオンラインサロン3件、月額料金の合計は5,000円程度
● 最近、次から次へとオンラインサロンに新規入会
● 少なくみても合計8件に入会しているようで、月2万円ほどオンラインサロンに費やしている
● 彼女曰く、『将来の自分への投資』
これはもうオンライン依存に陥っている人であり、オンラインサロン利用者としてはダメダメな人と言えるでしょう。
悪く言うと、数件サークルを掛け持ちしている浮気グセのある人です。
まず普通は、オンラインサロンに入会するにも最初から3件は入会しないでしょう。
学校のサークルや部活動を、入学していきなり3つ掛け持ちしているようなものです。
オンラインサロンに入会するにしても、そのサロンの口コミや運営者の情報を集めてからするのが普通です。
オンラインサロンの運営者はたいてい、SNS・ブログ・YouTubeなどで情報を発信しているので、どういう人なのか調べることができます。
また、中にはオンラインサロンに入会せずとも有益な情報をネットで発信しているメンターもたくさんいますので、自分はどのメンターについていけばよいのかをよく吟味することが大事です。
その結果、メンターが運営しているオンラインサロンに入会したら、もっと自分にとって有益な情報をもらえるというものにだけ、まずは入会してみるのが筋道。
いきなり手当たり次第、複数のオンラインサロンに入会するのはメンターを信じれていない証拠。
メンターを信じることが悪いことではなくて『オンラインサロンの会員でいる自分に満たされてしまう』ことが悪いのです。
その後、次から次へとオンラインサロンへの新規入会があり、少なくても合計8件、月2万円ほどオンラインサロンに費やしていると。
普通に考えればわかりますが、少なくても8件のオンラインサロン入会は異常です。
自分の信念がありませんし、もしかしたらオンラインサロンのいいカモにされている可能性があるかもしれません。
中には、悪徳サロンも残念ですがあるわけです。
そう考えると、新興宗教のいいカモにされていると思われても仕方ありません。
ちなみに、ここで面白い話を一つ。
YouTuberであり、講演家として人気の鴨頭嘉人さん。
自己啓発の世界で有名な、熱い漢。
そして、自分のことが大好きな鴨頭さん。
私の好きなYouTuberの一人ですが、ズバッとはっきりものを言ってくれるので、とても信用できる人です。
そんな鴨頭さんにはアンチもいて、宗教まがいなことをしているとのクレームも多いそう。
鴨頭さんは「宗教か宗教でないかの違いは、宗教法人として法人登記し、税金を納めていない団体を宗教法人といい、自分の団体は宗教法人ではない。税金ちゃんと納めているから。ただやっていることは、宗教と同じ。」と、ズバッと言うんです。
自己啓発というものは、マインドブロックしている人の考え方をいかに解放してあげ、自己肯定感を上げ、自信に満ち溢れた人にするか。
それには、自分の経験や考え方、対処法などを発信していきます。
宗教の本質も同じことですよね。
開祖となる人の経験や悟りを開いた時の話などが広く伝わっているわけです。
それとなんら変わらない。
また「鴨頭さんは自分のために、自分の好きなことのためだけにやってるだけなんですね」とクレームがあった際にも「そのとおり!自分のためにやってるの」と。
気持ちいいほど、ズバッと言ってくれる。
自分のために、自分の好きなことのために。
それが鴨頭さんの活動の原点であり、本質。
その鴨頭さんマインドの虜になり、ファンとなる人が多いのです。
鴨頭さんには、強烈な自我があります。
自分というものがあるんです。
だから信用できるし、生き方が改革された方たちもたくさんいます。
無料で鴨頭さんのYouTube動画を視聴できますので、気になる方はぜひ。
宗教の本質を考えると「オンラインサロンは宗教」というのも、あながち間違いではないのでしょう。
運営者の経験や考え方、何かあった時の対処法などを発信しているわけですからね。
それならば、オンラインサロンに入会する人が気をつけなければいけません。
普通、宗教に入会するのは一つが普通。
それを少なくとも8つも入会するのは、やはり異常としか言えません。
「月2万円ほどオンラインサロンに費やしている」とのことですが、これには否定できないのが正直なところです。
オンラインサロンによっては、月5万円以上もとっているところも存在します。
それに比べて、8つのオンラインサロンで月2万円ほどなら安いと思ってしまいますよね。
ただ、何が問題なのかというと、自分の月収に見合った自己投資をしているのかということ。
月収100万円の人が自己投資のために月々2万円費やしているなら全然問題ないでしょう。
むしろ、少ない印象があります。
では、手取り月収12万円のサラリーマンが毎月2万円を自己投資に費やしているとしたらどうでしょうか?
オンラインサロンの大半は、情報という無形商材です。
月々2万円で購入している情報や知識。
手取り月収12万円の人だと、ちょっと厳しいのではないでしょうか。
生活もあるわけですし。
しかも、オンラインサロン依存になると、オフ会やセミナーの参加まで広がり、月会費とは別に料金がかかっていきます。
オフ会やセミナー参加が悪いわけではありません。
身の程にあった関わり方ができていないことが問題なのです。
極めつけは『将来の自分への投資』と、オンラインサロン入会理由をしていること。
これは致命的でしかありません。
ここまで読んでいただいた方なら、もうおわかりでしょう。
「将来って、いつなんですか?」ということです。
1年後なのか10年後なのか。
どちらも将来です。
明確な期限がないのです。
オンラインサロンで学んだことを、学んだだけで終わらせる。
それではダメなんです。
アウトプット⇒学んだことを実践していかなければいけないのです。
質の良いオンラインサロンに入会している人の多くは、学んだ情報や知識をすぐに実践しています。
「いつやるの?」と聞かれたら「今でしょ!」なんです。
実は、成功する人の特徴は『人のマネ+αのオリジナルを被せる』ことができる人。
これはどんな分野にもいえることです。
基本を実践していくうちに、「こうした方がもっと良くなるのではないか」とアイデアが浮かぶ。
その自分で出したアイデアこそが『+αのオリジナル』なんです。
アイデアを出すためには、実践を続けていくこと。
実践せずに、オンラインサロンに参加しただけで学んだ気になっている人は、いつまでたっても成功なんかはしません。
オンラインサロンで成功を収めている人は、学ぶ意識も強いけど、それをすぐに実践する行動力もある人。
そして、いついつまでに○○を成し遂げるという明確な目標がある人です。
明確な目標がないと、惰性が生まれてしまいます。
「いつかきっと目標が叶うだろう」では、叶いません。
「何が何でも叶えてやる!」という強い気持ちがなければダメです。
将来の自分のためには、今から実践して自分を変えること。
それがオンラインサロンに限らず、自分を変えることのできる一番大事なマインドです。
悪徳オンラインサロンの見分け方
オンラインサロン依存には、利用者だけの問題では済まないものもあります。
中には悪徳サロンの餌食となっていることも。
言葉巧みに誘導され、中々抜けられない。
オンラインサロンに中身がなく、月会費だけが徴収されていく。
オンラインサロンも一種のビジネス。
普通のビジネスに悪徳商法があるように、オンラインサロンにも残念ですがあります。
Wikipediaでは、悪徳サロンの項目で
2018年現在、500以上のサロンに述べ30,000人、流通総額も年間10億円規模になっているが、クローズドのサロンの故、法外な価格やありもしない陰謀論を述べるなど、悪質なサロンも存在する。
とあります。
悪徳オンラインサロンの見分け方としては
✓ 「簡単に稼げます」が常套句
✓ 会員数が急速に減っている
✓ 割引キャンペーンをしている
などがあります。
冷静になって考えてみるとわかることなんですがね…
でも、冷静な判断ができないようにつけ込むのも悪徳商法の手口。
私が尊敬しているYouTuberには、先に話をした鴨頭さんの他にビジネスYouTuberのマナブさんとKYOKOさんがいます。
今でこそ、マナブさんとKYOKOさんはネットビジネスで成功していますが、二人とも努力の人。
マナブさんは事業失敗の経験があり、KYOKOさんはシングルマザーでネットビジネスほぼ未経験、パソコンも大学生のときにレポート作ったくらいのスキルから這い上がった人達です。
お二人とも話しているのは「簡単に稼げるほど、あまくはない」ということ。
何事もそうですが、勉強・実践・努力の繰り返し。
ビジネスにおいて成果が出るのは、人によってマチマチ。
今でこそ年収億越えしているマナブさんですが、ブログで収益が出はじめるまでは3~4年ほどかかったと言います。
簡単に稼げるほど、ビジネスはあまくはない。
勉強・実践・努力を愚直に続けた人が、いつか開花する。
それまでは耐え忍ぶ日々。
時には諦めたり、挫折しそうになることも。
それでも自分が成功することを信じて、愚直に続ける。
他力本願ではなく、自分を信じること。
それがオンラインサロン依存に陥らないための心構えかもしれませんね。
まとめ:オンラインサロンを上手に使う
オンラインサロンは、情報や知識などの無形商材が配信されることの多いネットビジネス。
はたから見ると有形商材ではないから、怪しく胡散臭いと思われてしまう。
確かに中には悪徳サロンもあります。
ビジネスなので、そういった悪徳商法があるリスクは知っておくべきです。
しかし、オンラインサロン全体を怪しいもの、胡散臭いものと位置づけるのは間違っています。
質の良いオンラインサロンかどうかは、ネット社会の今となってはググればすぐにわかること。
今の時代、ネットの口コミほど参考になるものはないでしょう。
ただ、質の良いオンラインサロンに入会できたからと、それで終わってしまっては意味がありません。
何かをしただけで学んだ気になっているのであれば、何も変わりません。
学んだことをアウトプット→実践しなければいけませんし、学んだこと+αの発見を自ら努力しながら追い求めなければいけないのです。
オンラインサロンに依存するのではなく、オンラインサロンを上手に使う。
✓ 自分を見失わない
✓ 人のマネ+αのオリジナルを被せる
✓ 他力本願ではなく、自分を信じる
受け身ではダメ。
勉強・実践・努力、これを愚直に続けた先に、成功が待っています。
いや、成功だけではありません。
継続は力なり。
継続してきたことが自信につながり、自分を変えるきっかけにもなるのです。
結局、人は変えられない。
変えられるのは、自分のみ。
最後に、鴨頭さんの言葉をみなさんに送ります。
「あなたが変わろうとすれば、あなたは変われる」
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