新型コロナウイルスの影響で、色々なイベントが中止や延期となっております。
これから迎えるお花見シーズン。
例年よりも人数は減少することが予想されます。
5月のゴールデンウィークに向けた観光イベントも客足が鈍く、観光業界や宿泊施設等での大打撃は避けられません。
外出自粛が叫ばれている中、新型コロナウイルスの罹患者情報が連日行われており、芸能界でも相次いでおり、外出自粛ムードをより一層強くしております。
そう思っている方。
以前
にて、自宅で鑑賞できる紙でできた不思議な桜についてご紹介しました。
はなさか爺さんの「枯れ木に花を咲かせましょう!」を疑似体験できる、紙で出来た不思議な桜です。
自分で桜を育てることができ「桜の木に花が咲き、満開の桜となり、最後は儚く散る桜」という桜の一生を約1か月間で鑑賞できる心を和ませるアイテム。
病床に臥している方や病気で外出できない方にもオススメということでご紹介させていただきました。
と思われた方。
どうしてもお花見というと「桜の木の下でシートを敷いて、桜を見ながらご飯を食べる」というイメージがあります。
新型コロナウイルスの影響により、お花見も人がたくさん集まるため「今年は諦めなきゃな」と思われている方もいることでしょう。
と私がオススメするのは「通過型お花見」です!
家族でドライブがてら、車の中から桜をみるのはどうでしょうか?
というメリットがあります。
お花見の仕方も、経年変化が必要な時代となりました。
人が集まるところに行くのが不安な方にはオススメの「通過型お花見」。
私が住んでいる北海道でオススメな通過型お花見スポットをエリア別に5つご紹介します!
道北エリア
士別市/九十九山
北海道道北、士別市のほぼ中央にある周囲約2.5kmの小高い丘陵地。
そこに北海道随一の2,000本のエゾヤマザクラが咲き誇ります。
毎年5月中旬には士別神社にて「桜花祭」が行われます。
桜が満開の時期には九十九山全体が桜色に染まり、鳥居にまっすぐ伸びる宮下通りの桜並木も見どころです。
桜だけではなく、ミズナラ等の自然木や士別市の木であるナナカマド等60種類以上の樹木が茂り、野鳥や生物も数多く存在する自然豊かな場所です。
ここ九十九山は、明治32年北海道開拓最後の屯田兵移住地として100戸が入植、うち1戸が火災にあい、残り99戸で開拓が始められたことにちなみ「九十九山」と名付けられました。
道東エリア
北見市/北見フラワーパラダイス
※2枚目「北見フラワーパラダイス」写真をクリックすると、別ウインドウで北見フラワーパラダイスマップをみることができます(PDF形式)。
北見フラワーパラダイスは北見市街地の東方に位置し、28万㎡(東京ドーム約6個分)の広大な敷地の花園です。
広大な丘陵樹林地を利用して民間の手によって世界の花60種、約3万本の花木が植えられた花園として昭和48年に開園しました。
東洋一のパノラマ花園で5月から9月まで四季折々の花木を楽しめます。
主な花木の開花時期
花園内では、市街地から少し離れた静かで広大な自然環境の中、野鳥のさえずりや多種多様な花木を楽しめます。
また、展望台からは市街地はもとより、遠く大雪山や阿寒の山々を眺望でき、景観最高です!
道央エリア
新ひだか町/二十間道路桜並木
約2,200本の桜が直線約7kmに渡って咲き誇る、日本一の桜並木「二十間道路桜並木」。
1916(大正5)年から3年間の月日を費やし、近隣の山々からエゾヤマザクラなどを移植。
その時に左右の道幅がちょうど二十間(約36m)あったことから二十間道路と呼ばれるようになりました。
現在では「日本の道百選」「さくら名所100選」「北海道遺産」などにも選ばれ、日本屈指の桜の名所として知られ、毎年5月上旬から中旬には「しずない桜まつり」が開催され、艶やかに咲き誇る日本一の桜並木を一目見ようと、全国各地から20万人もの花見客が訪れる名所です。
令和2年度の「第57回しずない桜まつり」は新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止となっております。
道南エリア
函館市/桜が丘通り
五稜郭公園に近い閑静な住宅街の柏木町と松陰町の町境を走る普通の生活道路。
昭和初期に沿道住民が植栽し、その後いったんは枯れ、死の危険を免れませんでした。
しかし住民が自主的に苗木を購入し植栽するなど再生に乗り出し、元来を上回る規模まで成長しました。
現在住民の方は、並木の維持と清掃活動に取り組む組織を発足させ、年に一度の晴れ舞台に向けて日々尽力を重ねています。
約800mに及ぶ道路の両脇には約100本の桜が植えこまれており、開花時期には美しいピンクの桜アーチが作り出され、絶景となります。
この時期は美しい桜のアーチを一目見ようと大変混雑し、車は昼夜を問わず渋滞します。
あくまでも一般住宅街の中にある普通の生活道路ですので、住民の方の迷惑とならないようマナーを守って「通過型お花見」を楽しみましょう。
北斗市/北斗桜回廊
<大野川沿い桜並木>
<法亀寺しだれ桜 日中>
<法亀寺しだれ桜 夜>
函館市に隣接する北斗市の北斗桜回廊。
樹齢300年以上を誇る法亀寺しだれ桜をはじめ、国指定史跡松前藩戸切地陣屋跡の桜トンネル、大野川沿いの桜並木、清川千本桜をつなぐ道道96号線沿いの桜周回コースです。
花見期間中は法亀寺のしだれ桜、大野川沿いの桜並木、戸切地陣屋の桜トンネルで夜間ライトアップされ幻想的な夜桜を楽しむことができます。
ただし、夜間になると車の通行制限かかる通りもありますので、ご注意ください。
新型コロナウイルス対策として「通過型お花見」はオススメです。
もしかしたら、あなたのご自宅の近所にも通過型お花見できるスポットがあるかもしれません。
ドライブしながら探してみるのも楽しいですよ!
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