美容都市伝説界で超有名な、カソーダ。
・ シミが取れます! ・ ホクロが取れます! |
などの効果があるとして、伝わっていますよね。
でも、実際のところって、どうなんでしょうね?
・ ホントにシミやホクロは取れるの? ・ シミが取れたその後はどうなるの? |
非常に気になるところですよね。
2020年6月21日より300日以上にわたり、カソーダの効果検証してきた私。
美容都市伝説の真実を、暴露します!
ホクロ、取れなかったよ…(涙)
シミ、取れたことは取れたけどさ…(不満)
カソーダに絶大なる期待を寄せるのは危険
まずは、こちらの写真をご覧ください。
2020年6月21日(日) 検証実験開始前 右頬の状態 |
2021年5月13日(木) 検証実験より327日経過後 右頬の状態 |
あなたが2つの写真を見比べた、率直の感想はいかがでしょうか?
あまり変わってなくない? 若干、色が薄まった程度かなぁ… |
はい、そうなんです。
これが300日以上にわたり効果検証し、今現在も進行形でカソーダ検証を行っている私の暴露。
ということなんです。
一つ、断っておきたいのですが…
肌のターンオーバーは、かれこれ6~7回はありました。
私は”脱皮”と呼んでますけどね(笑)
上記写真は、脱皮した時の状態。
今現在の写真と比較したら、一目瞭然。
カソーダによる脱皮時 ※ 脱皮回数4回目くらいのもの |
2021年5月13日(木) 検証実験より327日経過後 右頬の状態 |
ねっ。
脱皮してるでしょ(笑)
「シミは取れる」と言うよりも、正確には
という言い方が正解でしょう。
だから”脱皮”なんですね。
シミ自体が跡形もなく、ポロっと取れちゃうイメージをしている方は、残念っ!
そんなこと、ありませんからぁぁぁ~!!
斬りっ!!!
懐かしい羽田陽区さん(爆)
ここで弁明するならば、「カソーダは全く効果がない」というわけではないということ。
ホクロは今までの経験上、効果はなかったものの、シミについては脱皮するという一定の効果が見られています。
カソーダの正体は、自家製のピーリング剤。
市販のピーリング剤よりも、肌への効果は強いと実感しています。
その理由がこちら
痛々しい、肌ダメージですよね💦
これらの写真は、2020年6月22日から6月28日までの1週間、毎晩のようにカソーダを行い、日中はひまし油を行った代償。
たった1週間で、です。
普通、市販のピーリング剤ですら、毎晩はしませんよね(笑)
検証実験のためとは言え、カラダを張ったチャレンジに、我ながらよくやったなぁと(しみじみ)
これらの検証結果から、カソーダの効果はないわけではないんです。
肌ダメージがちゃんとあることと、シミは脱皮するんですから。
ホクロは、全然でしたけどね💦
多くの記事が、シミが取れたその後に触れていない
カソーダをググると、カソーダの作り方や効果について記載のあるものは多くあります。
でもね、「シミが取れた!」で終わっている記事が、多いこと多いこと…
「シミが取れたその後は、どうなったのか?」については、ほとんど触れていないのです。
「シミが取れた → 終わりっ!」じゃないんですよね、実際のところは…
もう一度、こちらをご覧ください。
2020年6月21日(日) 検証実験開始前 右頬の状態 |
2021年5月13日(木) 検証実験より327日経過後 右頬の状態 |
途中、6~7回ほどの脱皮を繰り返してはいるものの…
結局のところ、検証前と327日経過後とでは、シミの変化があまりわかりません💦
これってどういうことか、わかりますか?
カソーダはピーリング剤ですから、肌のターンオーバーは促すものの、シミ予防ではないということなんです。
これ、実は落とし穴。
カソーダで、ホントにシミが剥がれたよぉ~ やった~♪ |
で、その後、何もケアしなければ…
あれっ? なんか剥がれたシミ、濃くなってきたような… |
そして、数日経たないうちに
シミ、完全復活してるし…💦 |
このように、ぬか喜びとなり兼ねないのです。
シミ予防対策は、カソーダとは別に行わないといけません。
でないと私のように、「カソーダやってもシミあんじゃん!」ってことに💦
私の場合、化粧水は毎日しておりますが、シミ対策はしておりません。
シミが目立ってきたら、カソーダの検証実験をする生活をしています。
全くスキンケアをしていなかったわけではないものの、化粧水だけではシミ予防とは言えないんですね。
カソーダはピーリング剤。
シミ予防とは別。
これを、お間違えなきよう。
カソーダだけでは、効果は半減以下
カソーダで、シミが剥がれる。
これは半分正解、半分不正解なんです。
実は、カソーダだけでは、効果は半減以下。
もしかしたら、肌ダメージを負うだけになる可能性もあるのです。
どうしたらいいのか?
では、正解です。
巷で賑わっている、美容都市伝説のカソーダのやり方は
ことです。
カソーダ単体でのケアは、あまりオススメしません。
私が検証実験を行ってきた感想は
・ ひまし油は油分により、皮膚を柔らかく保湿する
という感じかなぁと。
カソーダだけではリスクが高いものの、敏感肌でカソーダができない人であれば、ひまし油パックだけでもシミには一定の成果があります。
ひまし油に含まれている脂肪酸成分「リシノール酸」が、ピーリング効果に期待できる成分だからです。
ただし、ひまし油には精製、未精製の違いがあります。
未精製の方が、精製のものよりも栄養価が高く、肌の刺激が強いことで知られています。
その分、未精製の方が精製のものよりも値段が高め。
スキンケアとして使うのであれば、ダンゼン未精製のひまし油をオススメします。
【参考、引用:おすすめexcite【どれがいい?】シミに使える!2021年最新版ひまし油の人気おすすめランキング10選 ひまし油の選び方 より】
私のイチオシひまし油は、以下の2つです。
テクスチャーは、粘度の高い茶色の液体。
一般的なキャスターオイル(ひまし油のこと )と比べ、灰分が多く、匂いもあります。
100%ナチュラル成分というのが、嬉しいポイント。
phレベルは弱アルカリ性なので、肌に優しい天然美容オイルとしての利用が可能。
カソーダとして使うには、若干高値。
120mlで2,880円(※ 送料込。2021年5月14日現在 楽天価格)と、1mlあたり24円というコスト。
しかし、キャスターオイルとしては特上と言っても過言ではない成分含有量であるため、カソーダにした場合のピーリング効果は目を見張るものが。
ちなみに、先ほど私が検証開始後1週間の肌ダメージ写真を掲載した時に使っていたカソーダの原料及びひまし油が、この「ジャマイカンブラックキャスターオイル」です。
とにかく効果を出したい人にはオススメな、ひまし油です。
私がジャマイカンブラックキャスターオイルの次に購入したのが、この「オーガニック キャスターオイル」です。
テクスチャーは粘度が高く、半透明の薄い黄色っぽい色をしています。
ジャマイカンブラックキャスターオイルの色に慣れてしまうと、「なんて透明なんだ!」と錯覚するするほど。
匂いは若干ありますが、ジャマイカンブラックキャスターオイルほど気にはなりません。
オーガニックの原料で作られているため、敏感肌の人にもオススメ。
ポンプ付きで、ひと押し定量2g出るのも、カソーダ作りにはわかりやすいです。
今現在、私が実際に使っているひまし油でもあります。
カソーダとして使うには高コスパで、お財布に優しいひまし油。
500mlで2,480円+送料(※ 2021年5月14日現在 楽天価格)ということで、送料度外視で考えると1mlあたり4.96円というコスト。
ジャマイカンブラックキャスターオイルと比べ、約1/5の値段なんです。
たっぷりと使っても、そんじゃそこらじゃなくならない。
スキンケア以外にも、マッサージや頭皮ケアとしても重宝しますよ。
ひまし油をジャンジャン使いたい人向けです!
カソーダの作り置きは、実感として効果が薄れる
美容都市伝説界のカソーダとは
方法が知られています。
自作するのは、ちょっと… |
と思う方は、市販のカソーダも普通にあります。
実は市販のカソーダって、思ったほど高いものではないんですよね。
ただ、私自身使ったことがないので、効果のほどはわかりません。
お求めの方は、販売店やメーカーの口コミ・レビューを必ずご確認くださいね。
私はここで、自作カソーダの落とし穴について、ご紹介します。
こちらの動画を、ご覧ください。
カソーダを作った直後は、ドロッとした感じですよね。
しかし、一晩経過すると、若干、硬くなっています。
まぁ、再び混ぜ合わせると、ドロッとした感じに戻りますけどね。
一晩ほどであればね…
カソーダの作り方を紹介している多くのサイトでは
を推奨しています。
これには、私も賛成です。
カソーダ検証実験を始めた当初は、使い切りを守って行っていました。
しかし、ズボラな私は、いつしか作り置きのカソーダを使うようになっていきます。
自作カソーダは、作った直後ならドロッとした状態です。
しかし、日数が経つにつれて、ペースト状まで硬くなっていきます。
皮膚に塗布する分には、ペースト状の方がやりやすいのですが、カソーダの効果として考えると、薄れている実感があります。
例として、「肌ダメージが起こるまでの日数が長くかかる」とかですね。
これは、重曹というものを考えると、簡単にイメージできると思います。
重曹って、ぬめり取りなどの掃除でも大活躍します。
排水溝の中に重曹をふりかけて、水やクエン酸水をそそぐと、どうなりますか?
シュワシュワッと、泡が発生しますよね。
そして、数分も経たないうちに、泡の発生は落ち着いてしまいます。
泡が発生しないから効果はないとは言えませんが、やはり泡が発生するという爆発的な効果の方が高い印象はありませんか?
そういうことだと、私は考えるのです。
専門科ではないので何とも言えないのですが、ひまし油にはリシノール酸が含まれているものの、商品としてはグリセリンと結合してしまっており、ほとんど含まれていないと解説する専門科もいるくらいです。
まぁ、ひまし油の抽出方法や、精製・未精製でも違いはあるのでしょうがね。
なぜ、ひまし油に重曹を加えるのかというと
グリセリンと結合してしまったひまし油に含まれているリシノール酸を、アルカリ性を示す重曹を加えることで加水分解反応が起こり、グリセリンと脂肪酸の結合が外れ、リシノール酸が発生する。
という理由があるからなんですね。
リシノール酸は、ピーリング効果があると先ほども述べたとおり、この加水分解反応が起きる作りたての方が、効果は期待できることがわかります。
そのため、カソーダを作るには、0.1g単位で計測可能なデジタルスケールをオススメします。
残念ながら私が使っているキッチンスケールは、1g単位でしか測ることができないため、短期間で使い切れる量でのカソーダ作りを心掛けています。
私がオススメする重曹がこちら。
小堺製薬の「日本薬局方 炭酸水素ナトリウム(重曹)」です。
500gで229円+送料(※ 2021年5月14日現在 楽天価格)ということで、送料度外視で考えると1gあたり0.458円というコスト。
なんと、1円切っちゃってます!
重曹は多くあればあったで、掃除として使えるので、500g一つ購入しさえすれば、長期間カソーダ作りや掃除で大活躍しますよ♪
まとめ:これからカソーダを挑戦したいと思っている人に
これからカソーダを挑戦する際には
・ シミが剥がれた後は、シミ予防対策をカソーダとは別に
・ ひまし油を選ぶ際には、未精製のものを
・ カソーダはカソーダパックと、ひまし油パックのセットで
・ カソーダは作り置きせず、使い切りで
これらを守ることで、トラブルリスクを少なく抑えることができます。
300日以上、カソーダの効果検証を続け、今現在も進行形で行っている私の暴露。
カソーダに興味がある人の参考になれば幸いです。
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