あなどると、実は恐ろしい脱水症。
起こる原因は様々で
・気温上昇により起こりやすい熱中症
・風邪症状からくる発熱・発汗、下痢、嘔吐 など
の病気の症状から脱水症になるケースが広く知られています。
しかし、脱水症になる原因は単純で
により脱水症が引き起こされてしまいます。
脱水症の重症度は
セルフチェックができます。
軽度の脱水症が考えられる
・脱水症の症状が出ていて、1~2%体重減少が見られている場合
例)普段、体重60㎏の人に脱水症の症状が出ていて、0.6~1.2㎏の体重減少が見られている
t《軽度の脱水症の症状として》
普段より多量に汗をかく、のどが渇く、めまい、吐き気、ぼんやりする、重苦しい、食欲減退、血液濃縮、尿量減少 など
※軽度であっても、中等度の脱水寄りになると汗は出なくなっていく
中等度脱水症が考えられる
・脱水症の症状が出ていて、3~9%程度の体重減少が見られている場合
例)普段、体重60㎏の人に脱水症の症状が出ていて、1.8~5.4㎏の体重減少が見られている
《中等度の脱水症の症状として》
吐き気、全身脱力感、動きが鈍くなる、皮膚の紅潮化、疲労及び嗜眠状態(高熱や重症のため、外界の刺激に応じられなくなり、眠ったような状態になること)になる、感情が鈍磨したりイライラしたり不安定になる、無関心になる、手足の震え、ふらつき、頭痛、体温上昇、脈拍・呼吸の上昇及び呼吸困難、幻覚、めまい、言語不明瞭、精神錯乱 など
高度(重症)の脱水症が考えられる
・脱水症の症状が出ていて、10%以上の体重減少が見られている場合
例)普段、体重60㎏の人に脱水症の症状が出ていて、6.0㎏以上の体重減少が見られている
《高度(重症)の脱水症の症状として》
筋痙攣、失神、舌の膨張やしびれ、不眠、腎機能不全による尿量減少もしくは消失、飲み込み困難、皮膚乾燥及び感覚がなくなる、目の前が暗くなる、目がくぼむ、聴力損失 など
※体液の20%を消失すると、生命維持が難しくなり死亡してしまう
【引用:CLINIC FOR「水分不足が起こす「脱水症」の症状はどんなもの?チェック方法は?対策方法について医師が解説します。」より】
脱水症には、経口補水液を!
と言われているのを、よく耳にします。
なぜ、脱水症には経口補水液がいいのか?
また、経口補水液は脱水症に良いからとガブ飲みしていいのか?
今回は、「飲む点滴」と言われる経口補水液に迫ります!
経口補水療法における経口補水液の摂取
大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワンゼリーパウチ 200gx30袋
【代引き不可】【法人・個人事業主様限定】N20-11 OS-1パウダー(500ml用×10袋) 価格:2,756円 |
経口補水液は元々、1971年のコレラ大流行時以降に注目され始めた「経口補水療法」に用いられています。
水と電解質を含み、それらの吸収速度を高めるために糖質(ブドウ糖)が少量配合された飲料です。
開発途上国では
・衛生面の整備遅れ
・医療設備の整備遅れ
・医師も少なく点滴の実施が困難な環境
などから、水分及び電解質を容易に、かつ迅速に補給できる手段として
が用いられるようになりました。
【参考、引用:経口補水液OS-1「経口補水療法は”コレラによる脱水症”の治療法として注目されました」より】
古くから日本に存在していた経口補水療法
コレラによる脱水症の治療法として注目された、水と電解質を経口的に(口から)補給する脱水症に対する治療法である「経口補水療法」。
実はこの「経口補水療法」の理論は、古くから日本に存在しています。
風邪をひいたり、食あたりした時の
・おかゆに塩をまぶして食べる
・おかゆに梅干しをのせて食べる
沖縄や鹿児島県奄美地方などでは、休憩時に
・お茶やお水をたくさん摂りながら、塩と黒砂糖を使用した食材をおやつとして一緒に摂取する
ということが行われてきました。
水分吸収には、塩分と糖分が一緒に必要であるという「経口補水療法」の理論が、古くから行われてきたことがわかります。
【参考、引用:経口補水液OS-1「経口補水療法(ORT)の理論は、実は日本にも古くから存在した」より】
経口補水液は、自作できる!
経口補水液の作り方は、色々とレシピが出回っています。
富山市立富山市民病院で紹介している経口補水液の作り方は
となっています。
ここで、注目してほしいのが
ということ
湯冷ましの水とは、水を沸騰させて殺菌し、冷ました水のことをいいます。
この湯冷ましの水を使うことは、ユニセフが推奨している経口補水液の作り方でもあるため、自作で経口補水液を作る場合は、湯冷ましの水を使うことをおススメします!
経口補水液のガブ飲みは禁止!
経口補水液は、あくまでも脱水症状の緩和に飲むべきものであって
などが良いです。
経口補水液はスポーツ飲料の倍以上の塩分が入っていて、カリウムやナトリウムが多い飲料。
高血圧、心臓病、腎疾患などを患っている方は注意が必要です。
経口補水液は、ジュース感覚で飲まないように注意してください!
【参考、引用:NEVERまとめ「経口補水液(OS-1)って、飲みすぎると良くないってホント?【熱中症対策】」より】
経口補水液を飲んでも症状が緩和されなかったり、こんな症状があれば迷わず病院へ!
脱水症の予防、対策には
・こまめに水分補給をする
ことが大事です。
飲み方も重要で、経口補水液やミネラルの入っている麦茶を飲む場合
・少しずつこまめに飲む
のを心がけましょう。
実は、一気に多量に飲んでも十分に吸収されないし、キンキンに冷えたものも身体には吸収されずに尿として体外に排出されてしまいます。
そのため、水分補給には
のがおススメです。
脱水症が疑われる場合は、水道水では脱水症状の改善をすることができないため
経口補水液や麦茶などのミネラル成分が含まれている飲料を飲みます。
それでも脱水症状が改善しない場合は、早めに医療機関へ受診するのをおススメします。
医療機関受診の目安となる症状は
・発熱、下痢、嘔吐に加えて尿の回数が減る
・尿の色が濃い
・目が落ちくぼんでいる
・皮膚やくちびるが乾燥している
・皮膚にハリがない
という症状が1つでも当てはまる場合には、なるべく早い医療機関の受診がおススメです!
【参考、引用:CLINIC FOR「水分不足が起こす「脱水症」の症状はどんなもの?チェック方法は?対策方法について医師が解説します。」より】
経口補水液は脱水症状の予防や緩和に。
普段の水分補給は、水やお茶などから。
経口補水液をうまく活用して、脱水症とサヨナラしましょう!
大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワンゼリーパウチ 200gx30袋
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